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コラム
火災保険申請代行業者の選定は慎重に
2020年6月24日 公開 / 2021年2月24日更新
これからお伝えすることは、つい先日、保険会社から要請があり、お客様の損害鑑定に立会いをさせていただいた際に鑑定会社の方から教えていただいた内容です。
2018年に近畿地方を中心に甚大な被害を出した台風21号。関西国際空港の連絡橋に船が衝突したあの台風被害と言えば、まだご記憶にある方も多いかと思います。
その台風被害での保険金支払いについて保険会社ではひと段落ついたとの事です。
しかし、保険金申請がひと段落した事によって悪徳な保険金申請代行業者が大阪など関西エリアからターゲット変え各所散り散りになり、関東エリアを含め多くの所で被害が出ているとのことです。
関東では昨年9月の台風15号と10月の台風19号による被害は未だに保険金申請が出来ていない契約者の方が多くいます。保険会社も全力で対処している最中です。
それに乗じて悪徳業者が漬け込んでくる可能性が大いにあります。
注意して頂きたいポイント
まず、「火災保険金を使ってご所有している建物の修理が無料で出来る」などと言って修理工事の契約をする。保険金が下りなくても工事契約はしているため自費で工事をしなければならない。解約しようと思っても違約金が発生し問題になっています。
台風での被災直後に上記の様な詐欺業者の問題がワイドショーなどでも取り上げられましたが、修繕工事と抱き合わせの契約をして解約(キャンセル)が出来ない、リフォーム会社や屋根屋を名乗った保険金申請業者には十分に気をつけて下さい。
そしてもう一点が、現在大きな問題になっているコロナ渦の影響です。
火災保険金の使い途は自由という点におきまして、このコロナ渦の不況に伴い当社もたくさんのお問合わせをいただいております。
しかしここで注意して頂きたいのが、自身が契約書をしっかり確認し契約内容を理解した上で、同意する事にしてください。先日、お問い合わせ頂きご相談を受けた方から「火災保険金の申請代行を依頼したがその業者は契約書もなくその後、高額の手数料を請求された」との事でした。その業者は関西エリアの業者だったそうです。
この時も鑑定会社の方からは「そういう業者が横行しないように、尾前さん、もっともっと営業してもらってお客さんがしっかりした申請ができて、被害に遭わないようにしてください」とエールをいただきました。
その時だけではなく、何度も鑑定会社の方から同じようなお言葉をいただき、励みになっております。
当社以外でも多くの同業他社さんが存在しています。しかし、大半は火災保険の申請箇所を隈なく探し出せるほどの知識や経験は持ち合わせていないと思います。その中でも悪徳業者は一部かもしれませんがホームページを確認し、実際にお問い合わせしてみてからご自身が納得いく業者さんに依頼してみるのをオススメします。
当社は昨年の台風の後、『週刊女性』やFMラジオ出演の依頼も受け、微力ながら損害調査の必要性等をお伝えする機会をいただきました。今後も契約者に寄り添う損害調査コンサルタントとして、真の火災保険のプロとしてお客様がご納得して頂いた上で信頼関係を築きながらサービスをご提供させて頂いています。
どうぞご安心してお任せください。
何かお困り事がありましたら一度お問い合わせ頂きお伺い出来ればと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
また何かお客様にお伝えできる情報が入りましたら発信していきたいと思います。
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