人生を正しく生きる為の心構え

明日が当たり前の様にやってくる

誰もがそう無意識に感じている。

そして明日も次の日が当たり前の様にやってくる。

きっと無意識にそう感じているはずである。

もちろん明後日も翌日が訪れる事に疑問を抱く事はないだろう。



しかし、そんな当たり前の様に続いていく“明日”のどこかに“最終日”が必ず訪れる。




例えば4人家族で、当たり前の様に食事をし、就寝しているごく普通の家族。


平日は仕事や学校でバタバタしながら週末がくるのを待っている。


1週間は7日で、そのうち平日は5日。

週末の2日間のみ楽しみで価値ある日々だと思うなら凄く勿体ないと感じて仕方ない。





今からたった100年後にはその家族の4人とも存在はしない。


それまで作り上げてきた肉体は灰になり、
温かかった手の温もりも消え去ってしまう。


そして墓石の下に永遠に置かれることになる。


もし自分に孫がいたりして、記憶に残っていたとしても、

150年、200年後の未来には自分の存在を記憶する者すら誰もいない。。。



明日が楽しみ！

来週が楽しみ！

来月が楽しみ！

もちろん素晴らしい感情ではあるが、

最終日に近づいてる現実も忘れないで欲しい。



100年後の未来には今、目の前にある大切なものは、

自分を含め、全てが消えている。





“後悔”は過去の自分を悔やんでいる状態であり、

未来に対してプラスの影響は及ぼさない。


だけど“反省”は過去の過ちを理解し、未来に繋げる為の行為である。


来週、来月、来年…の楽しみも素敵だけれど、

今日の1日を毎日大切に暮らしていく事が最優先であると断言出来る。



1日を大切にする為には笑顔が必要不可欠。


心理でも言われる事ではあるが、


『幸せだから笑顔になるのではない』
『笑顔でいるから幸せを感じるのだ』




昨日、どうでも良い様な事で怒ったりしませんでしたか？

一昨日、どうでも良い様な事で自分を否定したり家族に当たりませんでしたか？

これまでどうでも良い様な事で悩んだり苦しんだり眉間にシワを寄せていませんでしたか？

子育て中なら、どうでも良い様な事で子供を叱ったり(八つ当たり)しませんでしたか？



人間は不思議な現象が起きる生き物です。

関係性が薄く本当はどうでも良い相手には穏やかで丁寧に接し、

家族の様に関係性が濃く大切である相手に対しては我がままで横柄に接する。


それでは本当に後悔する事になるでしょう。



これらが思い当たる場合は、

今の段階では後悔する必要はありません。

小さく反省をし、今日の自分に活かしてください。




これまでの人生は長かったですか？

30代、40代、50代、60代、70代、80代・・・

今、振り返れば過去は一瞬だったはず。




今日の自分、明日の自分、明後日の自分・・・

10年後の自分…

最終日の自分。。。



10年後の自分が今の自分に『よくやった』と言えるように、


最終日の自分が今の自分に対して『ありがとう』と心から“礼”が言える様に、

“今”を本当に大切に生きるべきであると改めて思う。







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