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大森謙太

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癒しの時間

コラム

【自分の好きな事を大切にすれば幸せが訪れる】結婚する相手の上手な選び方

2021年8月18日

テーマ:人生観

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング




人は思春期を迎えると、

異性のパートナーが欲しいと心が揺れ動きます。

この頃は『優しかった』『カッコ良い』など深く考えはせずに素直な気持ちから異性を好きになる事が出来ます。


大人になり自分のパートナー作りを考える際には自分に合うかどうかを選択する事が増えてきます。

趣味や嗜好、年収や生活スタイル、もちろん性格や容姿も含め、

思春期の頃の様に『優しかった』『カッコ良い』の単純な気持ちだけでは好きになる事が出来なくなっていて、


色々な条件を照らし合わせ、

【選択をする】という基準に変わっていきます。


この際に使われる言葉が【相性】になります。

自分にとって相性の良いパートナーを選びたい。


問題はこの【相性】という部分の認識を間違えない事です。



では、相性の良いパートナーとはどういった条件なのでしょうか。


ー女性目線ー


■希望する年収を得ている事

■自分より年上でしっかりしている事

■自分より背が高くて(175以上)でイケメン

■浮気をしない誠実さ

■自分の話を『うんうん』と聞いてくれる

■等々


ー男性目線ー


■若くて可愛い

■料理が上手で家庭的である事

■家事をこなせる事

■自分の趣味を理解してくれる人

■自分の自慢話などを受け入れてくれる

■等々



この様に色々とパートナーの条件を人は心の中で考えています。

ではこの考え方は正解かと言いますと、

答えは『不正解』です。



この考え方は【自分を幸せにしてくれるパートナー】を探している状態になっているからです。

これでは自分の人生を豊かで幸せな価値あるものには出来ません。


何故ならパートナーに【見返り】を要求している状態になるからです。



では、このパートナー選びの条件を考える前に、

パートナーを作る目的という本質の部分をまずは考えていきましょう。





パートナーを選ぶ時に重要な事は、

パートナーを作る目的をしっかり認識しておく事です。

目的が見えていない状態で、何かを選択しても失敗に終わります。




パートナーは自分を幸せにしてくれる人の事でしょうか?

この思考では前回の女性目線・男性目線で記載した選択肢が上がってくる事になります。


パートナーとは自分を幸せにしてくれる人という条件で選んではいけません。



パートナーとは【幸せにしてあげる相手を1人選ぶ】という事が正解です。



しかし、この状態では自分は一生をかけて誰かしらの幸せの為に努力や我慢を強いられるのか?と言う声も聞こえてくる事になるでしょう。




例えば家の中は整理整頓が常に出来ていて、

清潔感溢れる部屋を望んでいる男性に対して、

整理整頓に関して、そこまで興味はなく普通レベルの女性。

この女性がこの男性を幸せにしなくてはいけないのであれば、

日々、興味の無い事に対して努力する事になり、

結果として『自分は相手の為に頑張って努力しているのに』と不満が募ります。

あるいは『自分で整理してよ!』と言う気持ちになってくるものです。


そうするとおのずと、見返りを求めてしまう事に陥るのです。


これでは長続きはしません。

したとしても“忍耐力”がある人限定になってしまいます。



でも実際は違います。



見返りを求めて行動するのではなく、

好きな事や得意な事に打ち込む事が大切である事を説明しました。




パートナー選びでも、この感覚が重要になってくるのです。


あなたは何が好きですか?

あなたは何が得意ですか?

あなたは何をしている時が楽しいですか?

やらずにはいられない事はありますか?




相性と言う言葉は色々なところで使用されます。


■AndroidよりiPhoneの方が自分には相性が良い。

■高級なお店よりバイキングの方が自分には相性が良い。

■カッターシャツよりTシャツの方が自分には相性が良い。

■仕事は接客よりコツコツと行う軽作業の方が相性が良い。

等など・・・


これらは全て自分に対して良いというものになります。


しかし恋愛・結婚のパートナーの場合は違います。


自分が楽しめる事、やらずにはいられない事をするだけで基本的には良いのです。

相手が自分に“幸せを提供してくれる”のではなく、

自分の“好き”が相手の望む事であれば苦や辛い、我慢は不要であり、

この関係性こそが【良い相性】だと言えるのです。






料理が好きな女性、夕食に5品は欲しいとこだわりの男性。

これが料理が好きでは無い女性に求めてしまえば、

女性側は日々、献立を考える事も、料理をする事も次第に苦になってきます。

初めは『頑張って期待に応えよう』と思っていても長続きはしません。

そして一方の男性側は女性が自分に尽くして努力していると思うと、

徐々に横柄な態度に変化し、

おかず3品で『今日少なくない??』と文句を言い出すことまで出てきます。


『いつも頑張ってるんだから今日くらい仕方ないじゃん!』
『俺は最初から5品は要るって言ってるだろ!』


人は未完成な生き物であり、

他人が自分の為に頑張ってくれていると、

相手を自分より下に見てしまう傾向にあります。


尽くされているんだから自分の方が上の立場だ。。。



この解釈を生む事無く、

日々の生活に苦痛も伴わず、楽しく過ごせるパートナー選び。


『人は他者の役に立つ事が大切』
  ↓↓↓
『自分が一番役に立ちたい相手はこの人だ』
  ↓↓↓
『何故なら自分の好きや得意がこの人の喜びになるからだ』



パートナーを選ぶ時の基準・・・それは、



相手が自分を幸せにしてくれるかではなく、



自分の“好き”や“得意”で幸せに出来る相手か



これが最も重要なパートナー選びの始まりとなります。

この記事を書いたプロ

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