【生き苦しい人生を卒業しませんか】豊かで幸せな価値ある人生

2021年8月16日公開 / 2021年8月18日更新

テーマ：人生観

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

このテーマは人間としてこの世に産声をあげた時から、

その人生に幕を降ろすまでの最大テーマであると言えます。

豊かで幸せな価値ある人生を歩めていない時に、

人は悩み、人は苦しみ、人生を迷う事になります。

そして、そう思っている人は少なくありません。

何故、そう感じるのでしょうか？

それは“自分の人生の幸せ”を人に委ねているからであります。

価値ある人生を送れない最大の要因

それは【見返りを求める】人生を送る事です。

見返りを求めて行った行動は、

損得の感情が常に頭を支配し、

人としての自信や誇りには縁遠いものだという事です。

相手にこれだけの事をしたのに何も返してくれなかった。

相手が何か返してくれなかったから不満を覚える。

こう言った感情は自分の行いの価値を他人に委ねている事になります。

本来、人はそういう感情のもとに行動するのではなく、

自分が楽しめる事や得意な事・・・

やらずにはいられない事をやり、苦を伴わず遂げる。

これは充実感も溢れ出します。

そして人は自分に自信や誇りを持つ事が出来た時、

初めて、豊かで幸せな価値ある人生のレールに乗る事が出来ます。

逆にそうでなければ何年人生を送っても、
豊かで幸せな価値ある人生は訪れない事でしょう。

例えば、生まれつき地位の高い家庭の暮らしを約束され、

大人になっても地位や権力で周りの人間に何かを提供させ続けているとすれば、

人生はずいぶん楽に過ごせるはずです。

しかし、その反面で“自分”という存在に自信や誇りは持てません。

権力を維持する事でいっぱいでしょう。

これは極端な例ですが、

常に権力を振りかざし、

自分に対して周りが命令を聞くという環境であれば、

自分という1人の人間を認めてくれたという感覚は無く、

立場上、言う事を聞いているという図式になり、

自分の何が凄くて、自分の何が人の役に立っているかと言う事は分からないままです。

この状態では幸せを感じる事も無ければ、

価値ある人生だとも思えないものです。

立場や権力に対しての【見返り】しか求めていない状態になっているからです。

人生の中で“幸せ”を感じていない場合は、

自分の為に自分自身で行動をしていない時か、

行動に見返りを求めている時と言えるでしょう。

『してあげたのに』は大切な人生をマイナスへ進ませる思考になるのです。