岡山市北区「済生会フィットネス&カルチャー」の各講座が後期スタートして

2023年10月13日

テーマ：講座風景・講座内容

コラムカテゴリ：スクール・習い事

https://mbp-japan.com/okayama/sotto-voce/column/5145973/
少し前のコラムで教室案内をしましたが
今日は岡山市北区昭和町の「済生会フィットネス&カルチャー」の木曜の後期講座がスタートしました。金曜日は先週すでにスタートしており珍しく男性が多い教室になりました。

新しく入られた方が教室に来られたら教室の何人かの方とお知り合いだったようで
久しぶりに再会のご様子が見られたり（これがとても嬉しい）
それぞれの近況や想いを聞かせていただくことができたり
カルチャーのスタッフの方々ともお話できたりして
「やっぱり顔を合わせて話すっていいなあ」と感じる。

歌いに来られる朝はちょっと元気がなかったり、問題を抱えていても
帰りには気分が良くなっていることもお聞きして
それは実は私も同じで、もちろん「行きたくない」なんてことは思ってないけれど
やっぱり体調がもう一つの朝もある。
でも必ずと言っていいほど帰りには私も気分がいいし元気になっている。
だから朝は楽しみながら支度ができる。

今まで聞いたことがあっても歌ったことがなかった歌も一緒に練習して
帰りには自分の中に入っていることで、新しい自分になったような気がすると言われ
それも嬉しかった。

そして強引に「第九」にお誘いしてオーディションに合格して練習に参加してくれている数人の方もそれによって生活が変化したこと、目的があることの良さなど
言葉で伝えてくださり
また、それを応援してくださる周囲の方のやさしい声がけも嬉しい。

とにかく今日は一日中、楽しくてありがたいなあと思いながら
一緒に歌を楽しんだ。

2020年から始まった突然の不自由な生活。みんな大変でしたよね。
特に合唱、集まって歌うことを生業としている私にとってこの3年はかなりきつかった。
この仕事で生活をしているので「この先どうなるのだろう。仕事は続けられるのだろうか」という
大きな不安を抱えていた。
どんなに頑張って動画を作ってみても苦しい。
そして、オンラインでの仕事の難しさも感じた。
やっぱり音楽をオンラインで教えるというのは
かなり難しい。
（オンラインにはもちろん利点もある。細かいところが伝えやすいことや
距離などの問題で普段簡単に会えない人にもオンラインなら話が聞ける）

でも、どんなに頑張っても今の「実際に会う。話す」そして「一緒に音楽を奏でる。歌う」ことにはかなわない。

座学や諸々の方法で工夫した時期もあり、続けてきたが
その内容でもついてきてくださった方々、そして教室を維持させるために
毎回の教室の消毒や講師との話し合いを重ねてくださったこと、
何度も緊急に休みにすることがあっても、多くの方への連絡も嫌な顔ひとつせずに
軽やかに対応してくださったスタッフの皆さんには大きな感謝をしている。

後期の講座は3月までだが、まだ少し教室には余裕があるので
お気軽に覗いてみてください。

ここを読んでいただいている皆さんのお近くにも歌の教室はあると思うのですが
思い切って歌いに出かけてみてはいかがでしょうか？

画像は大好きなフォーレのレクイエムの楽譜と愛用のオルガン

近くにお花を売っているお店が皆無なのでサブスクのお花を注文しています。
教室へ持って行くほどはありませんので教室へは苗を持参。