雑記　ライブ感覚の講座を目指して【仕事はこんな感じで】

2023年2月13日

テーマ：働き方

コラムカテゴリ：スクール・習い事

なんとなく思いついたことをとりとめもないことを書いています。
雑談のような感じなので気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

ライブ感覚の講座を目指す

最近、久しぶりに数人でお食事会をして（転居される方がいらっしゃるのでそのお別れの会）
そこでハートをズキューンと狙い撃ちされたのが
「先生の講座はお話も演奏も全部含めてライブみたいなのよね」という言葉でした。

確かにごく普通の毎回の講座でも「感動」を持って帰ってほしい。
だから美しい音と言葉の大切さを大事にしている。

それはやっぱり意識していて、生徒さんにとっても私にとっても今日が人生の最後になっても後悔しないようなそんな会を目指している。

古き良きものと新鮮でドキドキするものを共存させる

日本の唱歌や童謡のよさはもうどうにもならないほどで、それを伝えたい気持ちがあります。
その良さがあるからそれがどんどん積み重なったり変化して今日の新しい歌もできていっているわけですから、新しいものもじゃんじゃん取り入れたいです。
好奇心って失いたくないです。
古いか新しいかではなく、自分が気にいるかどうかが大事かもしれない。

子育てや介護、そして孤独

一体いつになったら暇になるの？と思う位、私たちの生活には次から次へと課題ややらなければならないこと、問題が積み上がっていきます。そうではない方もいらっしゃるかもしれないけれど、私自身は「楽しいけれど苦しい」ときも多い。そしてそのなんだかモヤモヤしたもの、ザワザワした気持ちは「集う」「歌う！」「会話する」ことで少し解消できているような感じがします。

「寂しい！」と思うこと、ありませんか？無性に「寂しい」ときありますよね。そんな時も「音楽」です。時にはその「寂しさ」を増長させてしまうようなこともあるほど辛く悲しい音楽でどっぷりと深く沈みます。
歌集にある歌の多くが「失恋」。ああ、今は失恋すら関係ないような生活になっていますが、あの好きな歌、あの好きなミュージシャン、あの映画、あの好きなところ、ああ、良かったなあ、と思うことなどで心がちょっとホッとする。そんな夜はありませんか？

脳の不思議・記憶とは？

例えば全然知らない曲を一緒に勉強して歌えるようにする。そうするとその時間におぼえた歌はここに来る前は脳には全く存在しなかったのに、帰りには脳に刻まれてしまっている。
これは実は大変なことですよね。
その刻まれ具合は人によって違うかとは思いますが「全く知らない」ということはなくなって「ちょっと歌えるわねえ」となっていく。その歌がどこかから流れていたら「あら。これは！」と少し口ずさんだりできる。

その「人に新曲を音取りして脳に刻み込ませて帰らせる」という作業が心から好きです。
驚くことにこの作業を合唱団に入ってすぐに先生からするように言われて、9歳からオルガンで「楽譜から音にする」そして「そこにいる人に歌えるように指導する」ということを続けていて、いまだにやっているのです。
そうそして私は1月に60歳になりましたので50年以上同じことを続けているのです。

その時は鍵盤を弾きながらの作業ですが、最近はなるべく左手で弾くようにしているんです。それは自分の脳トレのためです。常に仕事をしながらでも脳トレを実はしているのです。

もう一つ脳トレをしていることがあって、それは「移調」をするということです。楽譜に書いてある音の一つ下で全部弾いてみるとか、コードネームも全部3度下げてみるとか、そういうのを仕事しながら自分の脳を鍛えているという、なんとなく安心して弾けるものをあえて自分に課題を与える？的な、ドキドキした感じを持って仕事しています。

雑談のような感じですが、まあこんな感じで楽しく、しかし人にも自分にもためになるような仕事を目指してます。