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コラム
唱歌の歴史や大正の名曲を勉強して思ったこと【格調高い日本語の歌詞と100年以上経っても色褪せぬ魅力】
2022年2月25日
この2月は講座は座学中心で行なっているところが多いのですが
唱歌の歴史について改めて調べ直して文章にしてプリントを作り、配布して説明しています。
結論として皆さんに話したのが
「唱歌の歌詞の日本語は格調高くて研ぎ澄まされた感性を持ったものが多い」
「いい歌は100年以上経ってもちっとも色褪せない。人の人生よりもはるかに長い間多くの人に親しまれ続ける」
という二つの点です。
色褪せるどころか、歌えば歌うほどますますくっきりと感じるようになりました。
説明が必要な難しい言葉も多く、時には漢字も読みにくいものが使用されています。
でも、その意味を説明して味わって歌う。
その時間はとても充実したものとなっています。
・ペリーの黒船
・フォスターの曲のこと
・文部省の音楽取調掛
・伊沢修二
・メイソン(メーソン)
・外国の曲に付けられた日本語の歌詞
・世界の民謡
その辺りのところまで勉強して
音源も聴いて
「一体どんなふうにして当時は皆に歌を教えたのだろう?」
「鍵盤楽器もメイソンさんが日本へ持ってきてくれたのか?」
「才女という歌はアニーローリー?清少納言と紫式部?」
「庭の千草は菊という曲だったけど、本当は薔薇なのね」
「誰かさんと誰かさんの歌は故郷の空?」
「ルソーがむすんでひらいての作曲家?」
など、楽しい発見が多く
時間はいくらあっても足らないような気がするのです。
それにしても当時の子供たちは難しい歌を習っていたのですね。
私も明治時代にタイムスリップしてその現場をこの目で、耳で味わってみたいです。
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