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コラム
悪徳業者に騙されない!外壁塗装業者の選び方
2018年10月20日
家の点検、修繕は数年に一度しか行わないため、知り合いでない限り、基本的に塗装業者と日常的な付き合いはありません。
しかしだからこそ、いざ点検、修繕を行うとなった場合、どこの業者に依頼すればよいか悩んでしまう方は多いでしょう。
実際、外壁塗装を含むリフォーム工事のトラブルは決して少なくありません。今回は、外壁塗装のトラブル事例から、悪徳業者にだまされないための業者選びのポイントについてご紹介します。
訪問販売に多い外壁塗装やリフォーム工事のトラブル
独立行政法人国民生活センターの調べによると、訪問販売によるリフォーム工事(屋根工事、壁工事、増改築工事、塗装工事、内装工事)のトラブル件数は、2016年で6,594件となっています。この数字は2013年の7,131件をピークに減少傾向にはありますが、それでもまだ1日に約18件のトラブルが発生していることになります。
ただ、訪問販売以外でもトラブル、被害は発生しています。しかし、自分たちで業者を選択するのに比べ、訪問販売は急かされて冷静な判断ができずに契約してしまうケースが多いため、トラブルが発生する数も少なくないのではないでしょうか。
外壁塗装でトラブルが多い理由
前項で、訪問販売でのトラブルが多いとご紹介しました。
しかし、訪問販売であっても優良な業者はいますし、訪問販売ではなくても悪徳業者は存在します。ただ問題なのは、訪問販売にしろ、そうでないにしろ、リフォーム工事の中でも外壁塗装において悪徳業者が多いという点です。それはなぜなのでしょう?
外壁塗装業者に悪徳業者が多い理由は一つではありませんが、その中でも大きいのは、外壁塗装は手抜き工事をしても、素人には気づきづらいという点が挙げられます。
屋根や壁、増改築、内装など外壁塗装以外の工事は、素人であっても比較的、手抜きがわかりやすい工事です。それに対し、外壁塗装は、塗料や工法に詳しくないこともあり、手抜きをしたことに気づくのが数年後といったことも珍しくありません。
また塗装工事の費用相場が一定でないことも、トラブルが起きやすい理由の一つです。安いに越したことはありませんが、外壁塗装はほかの工事に比べ、業者によってかかる費用が大きく異なるケースが多く、何を基準にして選べばよいかわからにといったことが少なくないようです。
外壁塗装のトラブル事例
それでは、先述した独立行政法人国民生活センターに寄せられた訪問販売における実際のトラブル、被害の中から特に多い2つの事例をご紹介します。
■訪問販売で外壁と屋根の塗装を契約したが、見積をよく読むと塗装面積の水増しをされており、かなりの高額であった。
■認知症で一人暮らしの母が、昨日屋根の塗装工事契約をしていたことがわかった。
訪問販売の場合、申込書面または契約書面を受取った日を含め8日間以内であれば、クーリングオフといった方法で契約を解除することが可能です。
しかし、悪徳業者は「そういったことを知らない」もしくは「身近に誰も相談する人がいない」といった方々を狙って訪問してくるため、なかなか防ぐ手立てがないのではないでしょうか。
また、訪問販売でトラブルが起こりやすいもう一つの理由が、高額請求されても比較ができないため、それが相場であると勘違いしてしまうことにあります。
外壁塗装の場合、前述したように費用相場が一定でないこともあり、判断が難しく、言われるがままに契約してしまい、トラブルになるといったケースが多いようです。
塗装業者の選び方
では、トラブルを起こさないためには、どういった塗装業者を選べばいいのでしょう。
一番の方法は訪問販売してくる業者を選ばないことです。前述したように訪問販売が必ずしも悪徳業者であるとは限りません。
しかし、自分たちが外壁塗装に関してプロと同等の知識を持っていない限りは、だまされてしまう可能性も高くなります。できる限りリスクを減らすという観点からも、訪問販売の業者は選択肢から外すことをおすすめします。
自分で選ぶ際のポイントは、まず事前に外壁塗装に関すること、そして業者について調べることです。
最近では、ほとんどの塗装業者がネットを使って情報を発信しています。
業者のホームページなどで外壁塗装の実績・施行例の紹介が豊富であること。料金表示が明確にされていること。保証、アフターサービスがしっかりとしていることなど、ポイントを決めて複数の業者を比較します。
気になる業者があれば、実際に業者に連絡を取り、ネットだけではわからないことを質問することをおすすめします。どれだけ誠実に回答してくれるかによっても、悪徳業者か優良業者であるかの大きな判断材料になります。
そして、信頼できると思った業者を2~3社にしぼり、見積もりを依頼します。
見積内容のチェックポイントは、塗装の内訳までがすべて記載されているかどうかです。
外壁塗装は、軒天や破風など壁以外の部分も塗装します。これらのことすべてが、見積書に明確に記載されず「外壁塗装一式」としか書かれていない場合、後になってから追加料金が発生するなどトラブルの元になります。
「質問してもあやふやな回答をする」「見積もりも概略しか出してこない」といった業者は悪徳業者である可能性が高いため、依頼は避けるべきです。
事前調査をしっかりと行い、真摯な姿勢で臨む業者を選択することが、だまされないための最大の方法であるといえるでしょう。
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