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中級クラス♪ボキャブラリー&実践講座

2012年10月23日 公開 / 2014年8月5日更新

テーマ:レッスン

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: ロジカルシンキング 研修

基礎クラスを卒業して、仕事を始めたものの
壁にぶつかり、どうしていいかわからない!
「先生、もう少し勉強したいです!」という声に応えて
中級クラスのボキャ&実践講座を行っています。

ボキャブラリーは、もちろん語彙のことですが
最近、「単語」は知っていても使い方を間違っている若者が多いように感じます。
これは誤解を招く元になります。
自分は褒めことばで使ったつもりが、まったく違っていたり・・・悲しいですよね。
最も、私を含めて使い方そのものを社会全体が間違えている場合もありますね。
その場合、正しく使ったほうが少数派となり、間違っているとジャッジされる場合も
ありそうです。さらに悲しい。。。





最近始めた「日本語をロジカルに受信し、発信する」力をつける。
という国語の勉強。
言われてみれば当り前なことですが、整理して考えていなかった!と気付きます。
この「整理」がキーワードと、福嶋隆史先生は言います。
相手が、例え「ごちゃごちゃ」と話しても
こちらがそれらを「整理」して受け取る力があれば、素早く理解できる。
 つまり「クリアに受信する」
言いたいことを「整理」して、わかりやすく伝えれば、相手はよく理解してくれる。
 つまり「シンプルに発信する」

そのために必要な国語力は3つ。
 ①言いかえる力・・「つまり」こう言うことですね。
          「たとえば」こう言うことですか?
 ②比べる力・・「A」に比べると~ですね。「B」よりも~ですね。
 ③たどる力・・「A」だから「B」になった。
        「B」になったのは「A」だったから。

これらを小学校からきちんと教えれば、苦労せず「ロジカルシンキング」ができる
コミュニケーション力の高い大人が育つ・・ということです。
福嶋先生の本は、主に国語の先生向けに書かれているのですが
興味深く、面白いです。
相手の話を整理してまとめる。自分の言いたいことも整理してまとめる。
キーワードは「整理」なんです。

私たちの仕事は、いかにわかりやすくまとめて発信するか・・・です。
でも実際は「あれも言わなきゃ、これも・・・。手順はどうだったけ?」
などなど、しゃべり手の頭の中はごちゃごちゃになりがちです。
それらをどう整理し、発信していくか。しかも瞬時に判断して。

そういうことを、実践も交えて勉強している「ボキャ&実践講座」
私自身も面白くレッスンしています。
みんなの仕事で、どう生かしていけるのか・・・
その手応えをどうやったら感じてもらえるのか・・・
教える側の力も問われているような・・・

とにかく、皆で「挑み続けている」のです。

この記事を書いたプロ

玉野井ちさと

声と話し方のプロ

玉野井ちさと(有限会社 音や)

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