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コラム

今こそ求められる「住まいに対する」の意識変革

2019年3月20日

コラムカテゴリ:住宅・建物

昔も今も「家」を求める行為は生涯で最大の出費です。

しかし、いつの頃からか、積極的に住まい方や暮らし方を考える人が少なくなってきました。

家電や車・既製服と同じように流通商品(モノ)の捉え方です。

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家は気候・地形・風土の違う土地の上に建つ、現地での一品です。

本来、家づくりとは、家族の暮らしを快適で豊かにするためのもので、様々な外部環境に適応するように形や間取りを工夫しなければなりません。

勿論、住む人のライフスタイルも家族構成も違います。

先人たちは「こんな家に住みたい」「こんな暮らしをしたい」と各種職人と一緒になって考え、つくってきました。

その家には共通の喜びと魂が籠ります。

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日本の伝統技術は、多くの職人に分業化されています。

材料の供給者、道具をつくる職人、設計士、等々、20数職種の連携プレーです。

近年は手づくりが無視されています。

今こそ、既成の部品を組み立てる使い捨ての家づくりを改めるときではないでしょうか?
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

この記事を書いたプロ

武石明

木のことを知り尽くした木造住宅設計のプロ

武石明(株式会社研創)

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