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コラム

「三方良し」を目指して「あがの家・創生プロジェクト」Part4

2018年9月1日

コラムカテゴリ:住宅・建物

「感性豊かな設計士さん、一緒に活動を」
家を求める人の動機・要望を具体的に目で分かるように表現するのが設計者の任務です。

数年前に、国立競技場の設計で大混乱が発生しました。
結果、59億円もの大損失が報じられています。

ところで、ある評論家は、このトラブルの原因を、デザイナーは工事金額や構造に関して責任はないと言っていました。
が、とんでもない無知と言わざるを得ません。

建築におけるデザインとは、紙に描く絵だけの広告・商業デザインとは根底から違うのです。


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建築とは構造物です。
人の健康と生命、財産を守る安全が第一前提です。

当然のごとく、その用途に応じた機能と金額のバランスが求められ、尚且つ美しくなければなりません。

今後は、建築に関してはデザイナーなどという言葉は廃止して、建築設計者と呼ぶべきです。

今風の家づくりに関しても同じことが言えます。
誰がどのようなプロセスを経て、この家を生んだのか?
作者・責任者不明の家が乱立しています。

2018_09_01-2

本来、建築設計者がお客さまと何度も話し合い、一緒になって家をつくっていくことは当たり前のことです。

多くの人に会い、人の気持ちを感じ、それを表現できる感性が必要です。
「あがの家」の新たな価値・魅力を最終的に決定するのは「設計力」です。

人間性豊かで設計業務に意欲のある方、ご参加をお願いします。

詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

この記事を書いたプロ

武石明

木のことを知り尽くした木造住宅設計のプロ

武石明(株式会社研創)

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