親の認知症が急に進んでも預金の引き出しはなんとかできそうです！

介護はされるのも悲しい。しているほうも孤独で辛い…

少し前まではお友達に会うと
子育ての悩みや
夫の愚痴を言ってたのに
今は会えば親の介護の話。
なぜか盛り上がります。

体が不自由なのも大変ですが
認知症が進む方が大勢います。
認知の進行も様々。
すごく元気だって聞いていたのに
1年も経たないうちに
施設に入ったなどよく聞きます。

入れる施設があればいいけれど。
そして親にお金があればいいけれど。
お金があっても
親が施設に入ってしまったあとでは
定期預金を引き出したりするのは
今まで相当困難でした。
成年後見制度を利用し
家庭裁判所が選んだ後見人に
財産の管理をしてもらうのが
一般的です。

後見人制度を利用すると
報酬などお金がかなりかかります。
ただでさえ親の資産が乏しいのに
年間数十万円の報酬に
不安を感じる方も多く
制度を利用するのは多くないと思います。

親の預金が出せなくても
介護でまとまったお金が必要なら
子どもが一時的に建て替えるということも
結構聞きます。
最近では生命保険の介護保険で
親が要介護になると
子どもが受け取り介護に使うという商品が
人気があります。
加入時の年齢も、あまり高くなると
加入できなくなります。
検討するなら早いうちがいいです。

長年地元で家族ぐるみで
ずっとお世話になった金融機関なら
何とか便宜を図ってくれそうですが
地元から離れて暮らす子どもが
認知症になった親の預金を
簡単には引き出せないと思います。

各銀行でお客様の声や
銀行員の要望があったのでしょうか、
この度、医療費や介護費の確保のため
など本人の利益のための引き出しは
親族が代理でできるようになるみたいです。
預金だけではなく
投資信託も解約手続きできるようです。
本当に朗報です。

親は子どもがいるから
やってあげることができるけれど
独身はどうするんだろう。
資産も多くないのに後見人でしょうか。
不安です。
不安だけれど今のことがいっぱいいっぱい、
親の介護に明け暮れて
自分のこと、準備する余裕がありません。
親の介護に自分のお金を使っている状態で
自分の介護のことまで考えるのは無理です。
いまだに親の介護で離職する方がいます。
ご自身の将来を考えると
絶対避けたいもの。
介護はプロに任せてほしいです。

介護になるかわからない、
多分高い確率で介護にはなるんだろうと
思います。
介護の費用を捻出するために
退職金を使わないなって考えも
悲しすぎます。
長生きが楽しくなくなります。

とりあえず今元気でいること、
先も大きく健康を壊さないよう
生活に注意すること、
長く働ける環境を確保する、
がんばって働けば
楽しくお金を使いながら
生きていくことができます。
大病するか、介護になるかはわかりません。
でも老後のためにお金を貯めておけば
途中で大きな病気をしても
当面はなんとかできそうです。

健康だけではなく人脈も大事。
仕事やPTAを超えて
将来長くお付き合いできる友人を
増やしておくと心強いです。
男性は退職してから
お友達と付き合うのが
女性に比べて苦手なような気がします。
仕事を抜きでお茶を飲んだり
ハイキングに行ったり、
現役時代から友達の輪を
広げていったらいいと思います。
自分が心地よく過ごせる友人を
作るのは簡単ではありません。
自分自身も友人として選んでもらえるか
お付き合いってむずかしいです。

新潟のFP石井順子
　お問い合わせは　
　電話　090－1404－7204
　ホームページ　　http://fpjun.on.omisenomikata.jp/

みんな、楽しくいきいきしながら
素敵な老後が過ごせればいいです。
お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！
https://mbp-japan.com/niigata/fpjun/inquiry/personal/