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【レッスン11】お気に入りの食器を使いたおす!|明日死んでもいいための44のレッスン【終活に役立つ一冊】

2022年6月21日

テーマ:終活

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 終活 いつから

本日も下重暁子さんの「明日死んでもいいための44のレッスン」。本日は第11弾「お気に入りの食器を使いたおす」というテーマで、皆様にお伝えしていきたいと思っております。
下重さんもおっしゃっております。「私はどんな高価な食器でも、使わないと意味がないから、日常生活で使うようにしている。お宝として箱に入り、押入れの奥深くに眠っているものなど、どんな名品でも気の毒である。どうか収集家の方にお願いしたい。本当に良いものは押入れの奥にしまわず、いつも人目につくところに置いて、人を楽しませ、自分も楽しんでほしいものだ。」
私は真にその通りだと考えております。先日、結婚30周年を迎えたわけですが、その時に結婚30周年のビデオレターを作成しようと考えまして、結婚式からのアルバムを妻にお願いして出していただきました。そして写真を見ながら、30年前はこんな感じだったんだなと思いながら眺めていました。下重さんの今回のことと同じで、やはりそういったものもタンスの中にしまっていては、何もならない。やはりいろんな場面で目の前に出して、それを見る。そして楽しむ。私は食器等も一緒だと思うのです。高価な物ほど「使って割れたらどうしよう」とか「汚してしまったらどうしよう」と思いがちですが、私もよく妻と旅行に行って、その旅行先で茶碗や箸、箸置きなどを買ってきたりすることがあるのですが、妻もやはりしまっておくことが好きな方ですから、なかなかそれを食卓に並べることがないわけです。そうすると私はすぐに「この間、旅行で買ってきた茶碗、箸置き、早速使いましょう」と、すぐに食卓に並べて、「あぁ、あの旅行の時はとても楽しかったね」と思い出話をする。これがとても夫婦生活にとって大事だなと。そういうことをすることによって、明日死んでもいいと思うようになれると思います。
まだ記憶に新しいことではございますが、10年前の東日本大震災、我が家も家の屋根の瓦が飛び、家の中の食器等が粉々に割れました。その惨劇を見て、やっぱり思いました。「形あるものは壊れるんだ」と。こうやって壊れたものが、使われないで壊れてしまう。下重さんの言うように、やはりしまっていては、その食器の価値はありません。皆様どうぞこれからは、食器棚にしまっている茶碗、お皿、そういったものはどんどん使っていきましょう。お皿や茶わんで食べる食事というのは、とても楽しい食事になると思っております。

この記事を書いたプロ

村上則夫

不動産管理と終活のプロ

村上則夫(有限会社 村建地所)

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