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コラム

新聞を読み解く【Part10】「子供の数、39年連続減」

2021年8月10日

テーマ:終活

コラムカテゴリ:くらし

本日は5月10日でございます。非常事態宣言が5月末まで延長されまして、宮城県は非常事態宣言が解除されて初めての週末を迎えているわけですけれども、今日はちょっと用事があって、仙台に行ってきたのですが、人通りは少し多くなっているようですが、新聞等の報道でもあるように、買い物をしているお客様は数が少ない。商店を開いている方々はやはり前のような状況にはまだまた戻っていない。皆様どうぞ引き続き三密にならないように、接触8割削減をこれからも継続して、一緒に頑張ってまいりましょう。
本日は新聞を読み解く5月5日日経新聞に掲載された記事を皆様と一緒に読み解いていきたいと思います。
「子供の数、39年連続減」これは5月5日こどもの日にちなんだ記事だと思うんですが、過去最少の1512万人で、総務省の統計が載っておりますが、こちらのグラフを見てみると、子供という定義は14歳以下ということですが、全人口に占める割合が12%しかないということです。子供の数が1950年からの棒グラフでは2000年、1990年、80年までは増えた山があるんですけれども、それ以降はずっと右肩下がりで、子どもの数が減ってきている。どういうことを示しているかという事ですが、私も1963年生まれで、現在56歳で兄弟が3人おりました。私の同級生とか周りを見てみると、やっぱり子供が3人というのは標準ですが、子供の数が本当に減ってきていると思います。私の家族は子供が3人おります、なぜ子供が3人かというと、やはり私の兄弟3人、上がお姉ちゃんで下が妹で、女の子に挟まれてはいたんですが、やはり兄弟は多いほうが楽しいので、私も同じように、子供3人授からせていただいて、家の子供たちも健やかに育ってくれまして、とても仲の良い兄弟で、やはり家族が多いと、まあ苦労もあるんですけれども、苦労が多い分、楽しみ、そして喜びも大きいことで、こういった本当に不景気の時代に、なかなか結婚なされる人も少ない中で、まして結婚をしても、高齢で結婚なされると、なかなか出産までは、今は子供が1人、多くても2人というところで、出生率等からもいきますと、今の人口の推移からいっても、1組のご夫婦で、最低でも3人以上子供ができないと、今の人口の規模を維持できないところに来ているわけですけども、なかなかお子さんというのは、当然にご夫婦の愛に育まれて神秘的というか、奇跡的に生まれてくるというところもございますので、恵みの賜物だと思われるのですが、やはり家族が多いと、楽しみも多いですし、今回このコロナウイルスの状況の中で、家族皆さんで、お父さんもテレワークをしていて、子供さんも学校に行けないので、家族みんなが家にいると、当然皆さんストレスもたまって、喧嘩になるような状況もあるとは思いますが、その喧嘩の中からまた生まれてくるコミュニケーションというのもあると思いますので、そういったコミュニケーションも楽しんでいければいいのかなと思います。
そしてもう一つの側面から言いますと、私はプラチナパートナーズというとこで終活をやっているのですけど、その終活の観点から言うと、子どもの減少が当然65歳以上の高齢者を支えていく環境で、今65歳以上の高齢者は28%を超えている状況で、まもなく30%を超えてしまいます。3人に1人がもう65歳以上の高齢者という状況になってくるので、子供さんたちは当然少なくなると、少ない子どもたちで65歳以上の高齢者を支えていかなくてはいけない世の中になってきます。
まさに世界の中で日本だけで、この新聞にもよりますと、人口4000万以上の32カ国の統計では日本の子どもの割合が12%で、韓国でも12.4%です。それを下回っていて、日本はその32か国の内の最低です。日本は65歳以上が28.6%ということになっております。
日本は今その世界の中でも、超高齢社会に向かっていっているわけです。ですから子供たちの、明るい未来になるためにどう育てていくかということは、やはり私たち50代、40代、30代の皆さんで、この日本を良くしていくために、みんなで真剣に考えていかなくてはならない課題なのではないかなと思っております。

この記事を書いたプロ

村上則夫

不動産管理と終活のプロ

村上則夫(有限会社 村建地所)

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