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堀克昌

インプラント・歯列矯正のプロ

堀克昌(ほりかつよし) / 歯科医

堀歯科医院

コラム

歯磨きが上手でも、歯がなくなる理由とは?

2011年5月28日

テーマ:歯列矯正

コラムカテゴリ:医療・病院


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歯磨きが上手でも歯を失う方がいます。

歯は過大な力を受けると、歯が割れたり、歯を支えている骨が壊れたりすることがあるからです。

歯科の専門用語には、ブラキシズムという言葉があります。

このブラキシズムとは、かみしめ、歯ぎしり、タッピングの3つの動きの総称です。

一般に、ブラキシズムを行う程度が激しい方ほど、歯磨きが上手でも歯あるいは支える骨を破壊する傾向があります。

また、自分のキャパシティを超える仕事(あるいは家事や勉強という場合もあることでしょう。)を頑張ってこなしている方ほど、このブラキシズムは多く認められます。

ある研究データによると、人間の99%はこのブラキシズムを行っているという報告もある一方で、その自覚がない方も少なくありません。

堀歯科医院に来院された方で、特定の歯が破壊されてきた患者さまのお口を拝見する限りでは、破壊された歯はそれ以外の歯よりも相対的に咬みやすい状態であることが一般的です。

それならば、咬み合わせのバランスを取り、特定の歯に力が集中しないようにすることが肝要です。

歯並びが悪い方であれば、当然のことながら、歯列矯正が必要となりますが、この歯の破壊については、一見歯並びが良い方も存在するのが面白いところです。

このような方にマウスピース状の咬み合わせ矯正装置をお口に装着すると、左右で高さが少し異なることが明らかになることが少なくありません。

一般には低い方の側に咬み合わせはずれていることが多く、そちらの方向に歯ぎしり(あるいは食いしばり)をすることが多いような印象を個人的には持っております。

いずれにしても、ブラキシズムについては、中枢性の運動であるために、止めることは現在のところ
困難であると言わざるを得ません。

歯列矯正で咬み合わせの左右差を最小限にして、その後は定期的に咬み合わせの調整を行うことが最善の策であると個人的には考えております。

ミリ単位の誤差は歯列矯正で修正し、それよりも小さな誤差は咬み合わせの調整で修正するということです。

(現在、堀歯科医院では、定期的な咬み合わせの調整は、歯列矯正治療を受けられた方にのみ行っております。)










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