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コラム

受任してもらえるなら相談に行きますと言われても、それは弁護士にとって、難しい話なのです

2022年7月14日

コラムカテゴリ:法律関連

 相談の予約を入れる際に、「受任してもらえるなら行かせてもらいたい」という方が一定割合おられる。
 当該事件を引き受けることが可能かどうかは、相談を聞いてみないと分からないので、こう言われると「まずは相談にお越しいただいてからでないと受任の可否は判断できません」としか回答できない。
 依頼者の方も、相談した結果、この弁護士には依頼したくないという人もいるであろうから、お互いに相談はまず必須である。
 これは何も私に限らない。

 中には、電話でお聞きしたりメールでの打診の段階で、内容からして当事務所では引き受けられないことが明らかであることもあるので、そういう場合には時間をかけて来ていただくのも申し訳ないのでお断りせざるを得ない。

 そうでない限りは、まずはご相談にお越しいただきたいのです。
 その点、ご理解をいただきたいと思っている今日この頃である。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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