読書日記「百年の孤独」
先日テレビを見ていたら、お遊戯か何かのVTRをしていた。ハプニング集みたいなやつである。
幼稚園とか小学校とかで集団でやるお遊戯である。
私は小さい頃、集団でやるこのお遊戯が大嫌いであった。天性あまのじゃくなのか、人と同じことをしたくないのである。命令されるのも嫌いであった。
しかし、だからといって先生を敵にするほどの気概もない私は、いつも集団お遊戯を「イヤイヤ」やっていた。そのため、先生にはやる気のないのがばれてしまい、いつも叱られていた。勉強は一応よく出来たのだが、お遊戯は全く出来なかったのである。消極的反抗である。
今も思うが、あのお遊戯というヤツはいったい何の為にあるのであろうか。社会性を学ばせるというのであろうか。日本はああいう横一列みたいなことをやらせるからだめなのではなかろうかとも思うのである。子どもの頃はそこまで考えていなかったが、単に「みんなと全く同じことをするのがイヤ」で、一生懸命にやって先生から誉められて喜んでいる子どもを見て、「ケッ」と心の中で思っていたのであった。
今もあからさまなビジネスマンの格好をするのが大嫌いで、七三分けに眼鏡というスタイルは死ぬまでしたくない。本当はネクタイをするのも嫌いである。
だからといってジーパンで法廷にいくほどの度胸もないし、これもまた人まねになりそうでイヤなのである。
とにかく、集団お遊戯は廃止すべきではないか。まあ私はもうやらないからいいけど。
集団生活をしていく中では必要なのだろうか。