読書日記「百年の孤独」
弁護士会や宴会などで、偉そうに一席ぶっているが、いざ具体的な事件となると、「おいおい、そんなひどいやり方をするのかい」「こんな事件ようやるなあ」という弁護士がいる。
隆慶一郎が、プレジデント社から出ている「信長」というハードカバーの中で、信長に関する一稿を書いているが、その中で、隆慶一郎は、武士の定義として、「恥アル者」という定義が好きであるとしている。
恥を知る者という程度の意味であろう。
確か、恥アル者という定義は、かくしゃくとした学者の先生がした定義であるというような解説を隆慶一郎はしていたと思うが、弁護士の「士」はこの武士の「士」と同義であると思う。
そうすると、弁護士も士業であるからには、「恥アル者」であるべきであろうと思うのである。
弁護士とはなんぞやというようなことをいう前に、きちんと事件処理せんかいといいたくなる輩が一定割合いるのは嘆かわしいことである。
あと、地元以外ではムチャクチャなことをしている人もいると聞くことがあるが、これも同様であろう。