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コラム

言葉づかい

2011年3月15日

コラムカテゴリ:法律関連


大阪で生まれ育った私はガラがいい方ではないのだが、弁護士である以上仕事中は言葉使いには気を遣っている。
 相手がヤミ金でもそんなにぞんざいな言葉は使わないし、依頼者によって言葉遣いを極端に変えるということもしない。
 これは私の場合元からそうなのだが(ある美人女性社会保険労務士からは常々私は愛想がないといわれるが、普通にしているとそうなるのであるし、私が愛想が良かったらまたそれはそれで気持ち悪いであろう)、依頼者によって極端に言葉使いを変えるというのは、何となく芯の部分で不誠実というか裏がありそうで嫌である。

 よくヤクザをモチーフにしたコントなどで、来客間で来客に対しては物凄い丁寧なのに、部下が失敗したら豹変して怒鳴り散らすというのがあるが、相手によって言葉遣いをあまりに変えるというのは裏がある人間のように見えてしまうような気がするのである。
 もちろんプラべートでは別であるが、少なくとも仕事中はあまり場面場面で言葉遣いを変えるのはよろしくないであろう。

 相手方だからといって不必要に怒鳴る必要もないであろうし、普通に話をしていればよのだと思うのである。また、依頼者によってあまりに態度を変えるのもまた裏がありそうで嫌である。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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