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倉本和幸

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸(くらもとかずゆき) / 一級管工事施工管理技士

株式会社京都設備

コラム

暑い時、うまく利用してほしい気化熱は

2011年6月25日 公開 / 2014年3月19日更新

テーマ:空調省エネの疑問、一答涼暖!

コラムカテゴリ:ビジネス

突然ですが、
注射前に腕を消毒されたとき、どんな感覚がしますか?

アルコールを含んだガーゼで消毒されると、
ヒヤっとした感じがありますね。

これは、アルコールが蒸発する際、
皮膚表面の温度を奪うからなんです。

蒸発するために必要な熱エネルギーが、気化熱です。
この気化熱をうまく利用すると、いろいろなところで
ヒヤっとした涼しさを生み出してくれます。

例えば、打ち水。
家の前に水をまくと、蒸発時に地面の温度を
奪ってくれるから涼しさが感じられます。

また、泳ぎにいったとき、
プールや海から上がって水着や体がぬれていると、
もちろん気化熱効果で涼しい状態に。

気化熱のポイントは、水です。

エアコンがフロンガスを利用して冷やすように、
水をうまく利用した気化熱効果で、
生活の中に自然な涼しさを取り入れるのも
悪くないと思いまっせ。


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http://www.kyoto-setsubi.co.jp/

◆◆エアコンの節電効果を上げる方法◆◆
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