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コラム

中1生、冬休みにしておきたい事 数学編

2020年12月21日

テーマ:中学1年

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

冬休みは短い上に年末年始もはさみ、ややもすると「やったのは部活と学校の宿題だけ」で終わってしまいます。それがいけないという訳ではありませんが、欲をいえばもう少し次学年に向けて、あるいは将来の受験に向けて出来る事をしておきたいものです。

今回は中1の数学で是非とも復習しておきたい事をお話したいと思います。

<計算力>
数学の得点力をアップする上で、計算力は外す事は出来ません。「中学に入って頑張って勉強しているのに数学の点数だけが上がらない」と悩んでいる場合、計算力不足が考えられます。加減乗除、少数や分数の計算、かっこのついた式の計算などがおぼつかなければ、数学の解き方を覚えても得点力は上がりません。
計算はやり方を覚えて練習すればスピードも正確性も確実にアップします。それが数学の得点力アップに確実につながります。一気に大量の問題をするのではなく毎日、ドリル2ページなど、コツコツとこなしていきましょう。
中1用計算ドリルなどを使って解いていけば、どの部分で間違いが多いのか、時間がかかるのかが分かってきます。間違いの多い部分や時間がかかる部分を繰り返し練習しましょう。とくに引き算、割り算、分数計算などを苦手にする生徒が多いようです。計算の仕方が分からなければ、聞く事の出来る人に聞きましょう。計算力がおぼつかないなら、この冬から始めて、中1の間にスピードと正確性を身につけてしまいましょう。

<方程式の利用>
方程式の利用は、解き方のパターンが決まっています。教科書の例題などを使って、一つ一つの問題についての解き方のパターンを理解して覚えてしまいましょう。
特に速さの問題を苦手にする生徒が多いようです。速さの問題を得意にするコツは、図を書いて考える事です。先生が黒板に書かれた図やテキストの図を、自分で書く事が出来るようにしましょう。図を書いて問題の条件や解答として求められている事が分かれば後は、他の方程式の利用と同じく、「こう聞かれた時はこう解く」という事を理解して覚えてしまうと良いでしょう。

<座標>
座標を得意になるコツは、座標に慣れる事です。比例や反比例の式を見て座標上に点をうってグラフを書き慣れましょう。初めは方眼紙をつかっても構いませんので、X軸、Y軸を書き、そこに比例や反比例のグラフを書き込みましょう。慣れてくれば、方眼紙を使わなくても手書きでX軸、Y軸、座標上の点やグラフ、座標上の図形などを書く事が出来るようになります。座標に慣れます。これが出来るようになれば方程式の利用と同じく、教科書の例題などを使って解き方を理解して覚えてしまえば得点出来るようになります。

自分でどのようにして復習すれば良いか分からない時は塾を利用しましょう。集合塾でも個別指導でも、自分に合う塾を選べば良いと思います。塾でしっかり勉強すれば次学年や将来の受験に備える事ができます。検討してください。

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この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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