学校の授業についていけない時

2020年11月13日

学校の授業は集団指導です。集団指導型の塾も同じです。集団で一人の先生の説明を聞いて、理解して、問題を解く、というのが一般的な集団授業になります。

生徒には個性があります。集団指導が向いている生徒もたくさんいます。そういう生徒は学校でも集団指導型の塾でも先生の説明を聞いて理解して演習して、どんどん問題が解けるようになります。

しかし、集団指導に向かない生徒もいます。
学校の先生の授業を聞いているうちにボーっとしてしまう。先生の説明で分からない所が出てくるとそこで止まってしまい、それから後の説明が飛んでしまう。先生がテキストのどこを説明しているのか分からなくなる・・・結局、授業が分からずに終わっていく・・・周りのみんなは分かっている様子なのに・・・

集団指導に向かないのは頭が悪いのでもなく、努力していないのでもなく、「集団の中で先生の説明を聞き続ける事に向いていない」という事なのです。なので、学校の授業について行きにくい、という事で自分をあきらめるのは早計です。

そういう生徒は個別指導を試しましょう。
個別指導にはいろいろなタイプの生徒がいます。自分のペースで勉強したい生徒、自分に合った指導を受けたい生徒、分からない所はすぐに解決したい生徒、曜日や時間を選びたい生徒、集団指導塾とは学校のカリキュラムが合わない私立の生徒などなど・・・その中に集団指導に向かない生徒もいます。
学校の授業を真面目に受けているのに成績が今一つだった生徒が個別指導を受けて驚くほど成績がアップする事はいくらでもあります。その結果、希望する高校や大学に合格していく生徒もたくさんいます。
そういう生徒は、個別に先生の説明を聞いて、分からない箇所はその場で質問して説明してもらって理解して、間違った理解をした時はその場で修正してもらって、問題を解く方法を会得して演習する事で理解、得点力ともにアップします。
要は、どちらが向いているか、という事なのです。

分からない所が分かってくると自信も出来、学校の集団指導の授業でも理解が進むようになります。どうしても分からない箇所は個別指導で教えてもらえる、という安心感もあり、積極的に学校の集団指導を受ける事も出来るようになります。

真面目に勉強しているのに学校の成績が思うように上がらない、あるいは集団指導塾でうまくいかなかった生徒は決してそこであきらめず、個別指導を試してください。今までとは違った世界が開けるでしょう。

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