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コラム
マンションライフを快適に163
2024年3月20日
今回は、バルコニー手摺 その9から進めていきます。
コンクリート手摺
内壁仕上げ
コンクリート手摺の内壁は、塗装(水性)で施工されているのがほとんどです。
バルコニーで困るのは、でこぼこした塗装表に埃や、雨だれが黒く残る事が少しストレスになりがちです。
強くこすると塗装が剥げてくるし、よわいと取れない等、こまります。
最近の塗装は、水あかを付けないような仕様で出来ている商品もありますが、まだ高いです。
雨だれは、その建物の仕様により変わり、なかなか防止しようがありません。
現代の技術でも、何もしなくても綺麗に保てる商品がないです。
塗装されるまで
始めに、コンクリート躯体が汚れていない様に、高圧洗浄をして油分等を除去していきます。
そこにプライマーを塗布し、下地材2回以上を塗布後に、仕上げ材を塗布していきます。
物をこつんと当ててしまい、塗膜がめくれた経験はないでしょうか。
めくれると内部が白く(下塗りを間違いなく出来たかを確認でいる様に、1回目と2回目等の色が違う場合もあります)なっています。
大規模修繕
大規模修繕では、毎回、塗膜面を補修する事が多い。
1回目は、既存塗膜の上に再度塗装していきます(既存塗膜付着力試験を実施後。)
2・3回目の大規模修繕では、調査を入念にして、既存塗膜をめくるか既存のままでいくかを確認していきます。
一度塗膜を剥離する場合、剥離剤が使用され綺麗に塗膜が捲られ、コンクリート下地を出して補修が必要であれば補修していきます(その分費用も高くなります)。
剥離剤は高圧洗浄等で、キチンと取っておかないと塗装がのりませんので注意が必要です。
次回は、バルコニー手摺 その10から進めていきます。
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