マイベストプロ京都

コラム

マンションライフを快適に125

2024年1月18日

テーマ:マンションライフを快適に

コラムカテゴリ:住宅・建物

今回は、給水方法 その7から進めて行きます。

埋設管
埋設管を使用する事で、配管上部のを歩行・車の通行が可能な等、敷地を上手く利用する事で考えると、土に下に、埋設管がある事でうまく敷地を利用できます。

埋設管の補修・更新
新築の頃は問題ないのですが、年数が経ち、配管より水漏れ、配管の入れ替えをしなければいけない場合、敷地を掘り返す為に、敷地上にある物を移動させないと工事等が出来ない場合があり、工事をする費用も大きな問題となりますが、工事をしたくても変わりの場所が見つからなかったり(掘削等するのに大型重機等で作業する為)の、物理的に出来にくい場合があります。

埋設排水管の寿命
一般には、約30年と言われています。
建物に寿命が約60年だとすると、一回以上(建物の寿命が長くなれば、2回以上必要かも)は、更新しなくてはいけない事となります。
最初の計画段階から、金額を想定して、修繕積立金(工事総額の一部でも)を残していかなければいけない事となります。
まだ、水関係では、消火専用の配管が敷地内に埋まっています(改めて)。
建物内給水管・排水管等色々更新しなくてはいけない箇所があるので、第1~2回目の大規模修繕で、いかに修繕する箇所を減らせるか、お金を掛けないか、しいて言うなら、毎月の点検がどこまでできているか、点検に対しての修理がどの程度出来ているにより、大きく変わってきます。

埋設給水管の寿命を延ばす事はできるのか
埋設排水管であれば、水圧がかかっていないので、清掃もしやすいですし、配管カメラも入れやすいですが、給水管には、水圧が掛かり、簡単に配管内をのぞく事が出来ません。敷地内を真っすぐ施工されていれば、漏れている箇所が特定されやすいですが、エルボ等を使い、曲がったり、その他の配管近くを通る為に、一度上げたり、曲げたりしているので、簡単にわかりません。

調査会社
埋設水道管より水漏れの場合、埋設水道管の調査会社が存在します。
大抵は、水道局からの仕事がメインのようですが、たまに民間から仕事依頼される事があるとの事です。
可能性のある部分のアスファルトに穴を開け、水が出てこないか、音がしないか(鉄筋見たいな棒に耳を当て聞く事や、聴診器みたいな物で調査する)等、様々な場所を調査して行きます。

補修工事
水漏れがしている箇所が分かり、ピンポイントで補修するので、再開後、新たな場所で水漏れしている事が確認される事があります。
一度に分かればいいのですが、水が漏れる事で圧力が低下しその他の場所が問題なかった場所が、悪い場所を治す事で、圧力が正常になり、改めて弱い場所で漏れる事もあります。

埋設配管は、給水管・消火配管・排水管等、埋設されている管、その他にも電線管・ガス管等があります。

次回は、給水管 その8から進めて行きます。

この記事を書いたプロ

宮崎英人

管理運営サポートで快適な暮らしを守るマンション管理のプロ

宮崎英人(株式会社スナグル)

Share

関連するコラム

コラムのテーマ一覧

宮崎英人プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0120-479-638

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮崎英人

株式会社スナグル

担当宮崎英人(みやざきひでと)

地図・アクセス

宮崎英人プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都の住宅・建物
  4. 京都の不動産物件・賃貸
  5. 宮崎英人
  6. コラム一覧
  7. マンションライフを快適に125

© My Best Pro