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野中なか

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野中なか(のなかなか) / 料理研究家

四国薬膳アカデミーeatlabo

コラム

薬膳は肉を食べてもよい?(貧血/前半)

2022年1月13日

テーマ:お料理

コラムカテゴリ:美容・健康

薬膳のイメージを聞くと時々返ってくる答えに
「肉とか魚は食べて良いのですか?」
というものがあります。

「もちろん良いです!」

この疑問は、薬膳という名前の持つイメージなのでしょうか・・・

薬膳は簡単に言えば
「その人の養生に必要な美味しいもの」
を食べることなので、何が良くて何が良くない、というのも人によって違います。

例えば、朝一杯のお水を飲むとしましょう。
寒い朝に白湯をゆっくり飲む。
寒い朝に氷の入った冷水を一気に飲む。
体に与える影響が違いそうですね。
問題は取り方、ということです。

という理論で、薬膳では
肉や魚を始め、他の食材も同様に食べてはいけないものはありません。
大事なことは、その時のその人の体に必要か(合っているか)です。

さて、今回は肉の摂取に関連して…
気になる「貧血」について考えてみます。
なぜ急に「貧血」の話がでてきたのかというと…
肉というとたんぱく質の補給、ですよね。でもそれだけではなく実は鉄分の補給にも有効なのです。

趣味のランニングを始めた1年半ほど前、ランナーは鉄分が不足する事が多いのでなるべく多めの摂取を心がけた方が良い、と本で読みました。

体内の鉄分が不足して起こることと言えばイメージされるのが「貧血」です。

体の中の「鉄」は赤血球(ヘモグロビン)の材料となり、全身に酸素を運ぶ役割を担っています。

健康や瘦身のためにウォーキングなどの有酸素運動をされている方も多いと思います。
汗と一緒に鉄が流出すると鉄が不足してヘモグロビンが作られにくくなります。また、有酸素運動をするとペプシジンという鉄の吸収を阻害するホルモンが増え、体内の鉄分が不足していきます。これが「鉄欠乏性貧血」です。

また、ランニングのように足底への負担が激しいスポーツにより毛細血管への衝撃が加わりヘモグロビンが破壊されて引き起こされる「溶血性貧血」(「スポーツ性貧血」)もあります。激しい運動をすることで酸素の消費量が急激に増え、血中のヘモグロビンの濃度が薄くなることも原因の一つです。

ではこのような「貧血」にならないためにどうしたらよいのか??
この続きは次回・・・


今日は手に入ったコールラビ(蕪甘藍・かぶかんらん)を甘酢漬けにしました。
コールラビは癖がなく、生食できるので、サラダにもできますし、スープにしても美味しいです。




コールラビの効能
 涼/甘辛 脾肺腎
 利水・化痰・解毒・袪風・消腫・寛中
※キャベツの一種。
名前はコール(キャベツ)+ラビ(かぶ)。

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野中なか(四国薬膳アカデミーeatlabo)

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