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コラム
アコースティックピアノと電子ピアノの違い、どちらを選ぶ?
2015年11月8日
理想は細かな音の表現が出来るアコースティックピアノ
ピアノには、アコースティックピアノと電子ピアノの2種類があります。
どちらを選ぶかですが、値段や音の鳴るしくみなどが違います。
購入費用はアコースティックピアノが、新品のアップライトなら60万円ぐらい、中古なら20~40万円で、電子ピアノなら10万円以下が相場です。
アコースティックピアノは、指で鍵盤を押すことでピアノの中にある弦を叩いて音が出ます。
それに対し電子ピアノは、電気で音を鳴らす楽器ですが、弾き手の微妙なタッチをセンサーが感知して、あらかじめデジタル録音されたピアノの音がスピーカーから出る仕組みです。
この2つのピアノの最も大きな違いは、音の微妙な響きの違いを電子ピアノでは出せないことです。
習い始めて1年もすれば、電子ピアノでは、音の強弱や音を短く切って弾くスタッカートの微妙な表現の違いを演奏できなくなります。
将来演奏家の道を希望せず、趣味程度に楽譜を見て自由に弾けるレベルを目指すとしても、アコースティックピアノを選んだ方が良いといえます。
買うならアコースティックピアノが理想ですが、初めてピアノを購入する時は、まずは先生に相談してみるのもいいでしょう。
電子ピアノの特徴とメリットとは
アコースティックピアノの方が良いとは言え、ピアノを設置する広い場所が確保できない、転勤などで引越しが多い家庭で子どもしかピアノを弾かない場合などは電子ピアノを購入することもあります。
電子ピアノは音量を自由に調節でき、ヘッドフォンも使えるので近所迷惑にもならないし、移動費用もさほどかかりません。
そしてピアノ以外の楽器の音もスイッチを変えれば出すことができます。
年々技術が進歩し、その音色は限りなくアコースティックピアノに近いものが出るようになっています。
電気で音を出すので、調律は必要ありませんが、他の電気製品と同様故障すれば修理が必要です。
寿命は、他の家電と同様、長くて15年位です。
アコースティックピアノの特徴とメリットとは
アコースティックピアノは、指の微妙なタッチをとらえるので弾き方によって音色や音量がさまざまに変化します。
叩いた音以外の弦も共鳴し、ピアノ全体に音が響き渡ります。
ピアノ本来の美しい音色を感じることができるのは、やはりアコースティックピアノだといえます。
弾き方によってさまざまな音色や音質の変化があり、演奏者によって表現が変わります。
年数が経てば、楽器内部の部品が磨耗するので取り替えが必要になるほか、定期的に専門の技術者による調律を受けなければなりませんが、メンテナンスを続ける限り人の一生と同じぐらいは引き続けることができます。
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