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コラム
幼児期の子供に音楽に触れさせることの効果
2015年11月2日
賢い子どもに育つ? 音楽を習う幼児が多い理由とは
親が子どもにさせる習い事の中でも、ピアノやリトミックといった音楽教育はとても人気があります。
音楽教育は耳から聞いた音をまねて演奏してみたり、体を使って踊ることを通じて、脳内の視覚、聴覚、運動能力を高める効果があるといわれています。
また、色々な音を聞き分ける能力が身につくため、絶対音感や外国語の発音の違いを聞き分けやすくなるという研究結果も出ています。
ある調査では、3年以上ピアノを習っていた子どもは、習っていない子どもに比べて語彙が多いという結果も出ています。
人間は、4~7歳までのあいだに聴覚が、急激に発達することがわかっています。
この時期を逃さずに音楽に触れさせることで、脳内の機能が強化され、運動能力が高く、賢い子どもが育つというわけです。
特にピアノはHQ(人間性知能)を高める効果があります
中でもピアノを習うことは、他の習い事と比べてもHQ(人間性知能)を高める効果があるといわれています。
HQ(Humanity Quotient) とは、近年になって提唱されている人間の脳の力を表す指標のひとつです。
「人間らしさを担う人間性知能」といわれており、将来に向かって計画的に行動する力や思いやりをもって人に接することができる力、集中力、好奇心や探究心、独創性、説得力といった能力に分類されています。
単に、知識が豊富で頭が良いというだけでなく、これらの力を養うことで、大人になり社会に適応して人生に成功し幸福になる「脳力」と言われています。
楽譜を先読みしながら両手で演奏するというピアノは、いくつものことを同時にこなすことから、HQを伸ばすのに効果的であると言われています。
音楽教育だけが全てではなく別の道でも可能性はあります
もともと幼児は好奇心が強く、集中力があったとしても、飽きっぽい一面も持っています。
そして、ピアノを習うのをすすめても、サッカーの方が楽しめる子どもだっています。
音楽にさほど関心がない子供に、楽器を無理やりおしつけても良いというわけではありません。
逆に上手くできなかった経験だけが残り、大人になってもいやな思い出として残ってしまう方が良くありません。
子どもには色々な可能性があります。
音楽教育はそのひとつにすぎませんし、音楽が得意でなくても社会で活躍している人はたくさんいます。
ピアノにこだわる必要はなく、子どもが心から楽しめるものがその子にとって一番合っているということです。
まずは親子で楽しく歌って遊ぶことから始めてみましょう。
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