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小山真梨

子どもの自尊心が輝き出す音楽教育のプロ

小山真梨(こやままり) / 音楽家

小山真梨音楽教室

コラム

上手じゃなくても子供がピアノコンクールに出るべき理由

2015年11月5日

テーマ:子供が幼児期から音楽に触れる効果

コラムカテゴリ:趣味

ピアノコンクールはもっと上手くなるためのチャンス


ピアノを習い始めると、先生からコンクールに出場することをすすめられることがあります。

ピアノコンクールは、ハイレベルの生徒が参加する敷居が高いものに思えますが、その規模や種類はいろいろあり、習い始めて半年から1年ぐらいでも、出場できるものがあります。
ピアノのレッスン経験が浅い子どもでも参加できるコンクールはあるので、教室によっては先生が積極的に出場するようすすめているところもあります。

出場をすすめられたら、挑戦してみるのが良いと思います。身近な目標ができて日々のレッスンも熱心に取り組めるようになります。
必ずしも良い結果が得られるとは限りませんが、出場まで一生懸命練習に励んだ経験は後々の励みになりますし、当日たくさんの出場者や審査員の先生方と交流するので良い刺激にもなるでしょう。
そして、たくさんの観客や審査員の先生方の前で演奏をするので、緊張と向き合うなど自分を律することを学び本番に強くなる心も鍛えられることでしょう。

コンクール後は、新たな気持ちでピアノのレッスンに向き合えるよいきっかけとなります。

子どもにとっておすすめのピアノコンクールとは


ピアノを始めて間もない子どもがピアノコンクールに出場する時は、単に順位だけ発表されるようなものではなく、出演者全員に対して細かなコメントを審査員からいただけるものが、子どもにとっても次の目標設定がしやすくなります。

ピアノ教室の多くは、ピアノ発表会を開催していますが、発表会は、難しい曲を一生懸命練習してみんなの前で披露し、拍手をもらって達成感を味わえても、先生以外の専門家から専門的なアドバイスをもらえることはありません。

コンクールに出場すれば、審査員の先生方からそれぞれコメントをもらえるので、子どもにとっても今後どのように練習をすすめていけばよいか具体的にわかります。

コンクールに出場するためには参加費がかかりますが、審査員の先生に個人的にレッスンを受けるための費用と比べると手ごろである上、何人もの先生からアドバイスがもらえます。
予選参加費は、レッスンの月謝とさほどかわらない金額なので、発表会の費用より安いこともあります。
このように考えれば、コンクール出場は、コストパフォーマンスの良いピアノ上達への近道とも言えそうです。

コンクールに出場するには


ピアノコンクールには、出場年齢枠のあるものやないもの、地域で行われているもの、音楽関係の協会や連盟主催のものなどたくさんあります。

参加費は、予選、本選、年齢によって変わってきますが、未就学児なら予選参加費が3,000円ぐらいのものからあります。

未就学児や小学校低学年部門なら、課題曲も取り組みやすいものが多く、本人にやる気があれば出場しやすいでしょう。

この記事を書いたプロ

小山真梨

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小山真梨(小山真梨音楽教室)

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