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コラム
「音楽が効果的」だと言われる情操教育は子供の感情を豊かにする
2015年11月7日
パソコンや携帯電話の発達が子どもの健やかな成長の妨げに
パソコンや携帯電話が普及した情報化社会において、必要なことはこれらの機器操作で簡単にできるようになりました。
わからないことを調べるにも、欲しいものを買うのも24時間いつでも自分の好きな時にできる便利な世の中で私たちは生きています。
このような環境で育つ子どもたちは、特に何も考えたり悩むこともなく、自分の欲求を簡単に満たすことができるようになり、徐々に「自分で考えて行動する」ことが減っています。
その結果、自らの人生を自分で切り拓くための想像力や思考力、社会性、協調性などが育ちにくくなっています。
「自分で考えて行動する」のではなく、「言われたことだけをやればいい」
このような考え方の子どもが増えていると言われています。
子どもを気づかせ考えさせる情操教育が注目されています
このような現代社会の中で、自ら何かを生み出す力を伸ばす情操教育が注目されています。
情操教育とは、「心を育てる」教育と称されることもあります。
具体的には、海や山といった自然に触れることや、動植物を育てる体験、絵を描く、音楽やスポーツを楽しむといった行動などがあり、これらの行動は、子ども達の感情を豊かにし、自ら考えるための気づきや学びの経験を増やすことができると考えられています。
特に幼児期においては脳の機能も発達するので、このタイミングで情操教育を行えば、習い事のスキルとともに豊かな知性や感情が育ちます。
美しいものを見たり良い本を読んで感動したり、スポーツを通じて技能だけでなくチームの一員として思いやりの心を持って仲間に接するなど、心身ともにバランスの取れた子どもに成長していくのです。
音楽以外にも「わくわくするもの」全てが情操教育の材料です
情操教育は、幼児期に受けさせると良いと言われていますが、中でも音楽教育は人気が高い習い事です。
その理由は、楽器演奏は大人になっても続けやすく趣味としても楽しめること、特技としてアピールしやすいこと、小学校の音楽の授業の先取りができることなどが考えられます。
また幼児期に音楽に触れることが脳の発達にとても良い影響を与え、言語能力や運動能力の向上にもつながることが研究でわかっているため、子どもに習わせたいと考える人が多いのもうなずけます。
音楽以外の情操教育には、絵を描く、絵本の読み聞かせ、旅行、ハイキング、昆虫採集、生き物や植物を育てること、美術館や博物館に行くことなどがあります。
お金をかけて習い事をすることだけでなく、生活の中で「わくわくするもの」にたくさん触れさせた経験のひとつひとつが、子どもの豊かな感情を育てや学びを深めるきっかけとなります。
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