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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

マンションの内玄関床に御影石、タイル、長尺シートはいかが?

2017年8月5日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 玄関 石

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 御影石

皆さんのお宅の玄関の床はどんな素材が使われていますか?
たぶん、新築購入時はそんな細かいところまでは気が付きませんから、入居した時に初めてあー、こんなんやって感じだと思います。たいがいは硬めのビニールシートで、高額マンションだとたまにタイルがあります。


【白塗装の玄関収納に合わせた白御影石】

以前の床が以下の点で気に入りませんでした。
①玄関ドア枠の結露でカビが生え、結露水でシートが浮き上がっていた。
②雨の日にはいつまでも濡れていて滑りやすい。傘が倒れる。
③床と壁の幅木辺りに埃が溜まりにくくしたい。


【杉の内玄関扉に合わせた赤さび御影石】

内玄関だけを単独でリフォームするというのはあまり聞きませんが、廊下のクロスを貼りかえるとき、下駄箱を新しくしたときなどに足元が気になってきます。
内玄関床は面積が小さいので、多少高級な素材を採用してもそんなに費用がかさむものではありません。
御影石の床にしてからは、単に狭かったところが、高級感が出てとても愛おしい空間になりました。
それに石が多少の水分は吸ってくれるので雨で靴が濡れていても気になりません。


【赤身の杉の玄関収納に合わせた赤さび御影石】

マンションの玄関は広くないので、このように下駄箱は30㎝程度浮かせてつくるのがコツです。
間接照明を入れると余計に広く感じます。
狭い内玄関が自然素材と照明効果で演出されると気分がいいものです。
今はLEDですからつけっ放しでも大した電気代ではありませんから消さないようにしましょう。
もったいないと思う方は、センサースイッチと連動させれば全く問題ありません。


【タイルと小石の内玄関床】

築年数の古いマンションで、間取りの作り方のひと昔前仕様でした。
内玄関が極端に狭く、廊下に物入れもなかったので収納量はある程度割り切って、床に変化を持たせるためにタイルと白い小石を使いました。
扉の古臭い金属感を隠すために、玄関ドア&ドア枠に白いダイノックシート、金属敷居には古材をかぶせて杉の下駄箱と調和を取りました。自分の中ではデザイン大賞です(笑)。
石やタイル、木でこのようにリフォームすると静電気と縁遠くなることが経験的に分かりました。
埃がへばりつくのは静電気と水分ですから、掃除がほとんど不要になったのは言うまでもありません。


【モザイク柄の重歩行長尺シート】

多少、内玄関が広くなると店舗の床に使われるグッドデザインの長尺シートもいいですよ。
靴の下に石を噛んでもキズがつきにくいのと、石よりは色柄が選べて楽しめるのがメリットです。
それに内玄関の広いマンションは、ドアの外にもゆとりがあって傘立てを置くスペースもあるものですから、必然的に汚れにくいんです。

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狭い空間に木製オーダー家具を考えたい方はこちら→http://forestreform.co.jp/works/category/kagu/

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