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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

既存窓枠を使った木製内窓

2016年2月3日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 木製二重窓

コラムカテゴリ:住宅・建物


【ポリカーボネートの内窓の入った個室】

当社が特許を取得した木製内窓は、木枠も含めて頑強に取りつけることをひとつの特徴にしていますが、既存の窓枠の出幅が十分かつ水平、垂直がさほど狂っていない窓の場合、サッシだけを木製内窓にすることができます。
当然、窓枠を新たにカバー工法で取り付ける大工工事と材料代が要らなくなるので、その分安くおさめることができます。


【元の窓枠、しっかりした木製枠でした】

今回は買い替えたマンションの北側の部屋が広く、かつ大きな窓が2ヶ所と非常脱出口で合計3ヶ所のガラス窓があったために、暖房が効きにくいということから木製内窓を付けようということになりました。
一般的に、室内の熱の出入りは窓から約58%もあります。窓断熱が一番手っ取り早い対策です。


【非常脱出口につけた木製内窓】

勝手口は外開きですが、非常脱出口は内開きになっていましたので、内開きのアルミドアに内開きの木製内窓を取り付けるという珍しいケースになりました。
いすれも外の景色を眺める必要のない箇所でしたので、ペアガラスではなく、中空ポリカーボネートを採用していただきました。メーカーのデータによると、3-6-3(3mmのガラスの間に6mmの空気層)のペアガラスと中空6mmポリカの断熱性は同じでしたので、断然軽いポリカを採用することになったのです。


【換気ブレスがサッシ内にあったので、換気小窓もつくりました】

メーカーの内窓には、樹脂サッシ内に換気用の小窓をつけることができません。
この換気小窓は、内窓は閉めながらも室内の換気が出来るという優れものです。夏でも同様に使えます。
室内の換気は一年を通じてとても重要です。


【戸車の隙間もモヘアで塞いでいますので安心です】

サッシ下の隙間は戸車使用の場合は必ずできます。外気温がとても下がり、室内温度を暖房などで上げると、その隙間から暖気がアルミサッシのガラスなどに触れて結露が出る場合があります。モヘアはそれを防いでいます。
今回は、床が杉の無垢板でしたので、クリア塗装おさめとなりましたが、お客様のご要望で既存窓枠に合わせて、カラー塗装をすることもできます。

今日からは、とても省エネ高断熱の部屋に早変わりです。それに無垢材は樹齢の2倍もつといわれる超高耐久素材です。まさしく一生モノになりました。

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