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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

熱中症搬送、高齢者多く!

2015年7月15日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 木製二重窓

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 熱中症 対処熱中症 予防

比較的気温が低い6月から突然、7月にしては記録的な暑さに見舞われている日本列島。
新聞によると、兵庫県内の7月6日から12日の熱中症による救急搬送人員数は、113人で、前年同期の85人を28人も上回りました。


【神戸新聞7/15朝刊】

室内での熱中症予防に対し、神戸市消防局救急課は下記のように提案しています。
「部屋に温度計を設置し、28度を目安に調整してほしい」

28度って、かつてクールビズの条件室温とされていたはずですが、これでは高齢者は危ないと言っているのと同じことですね。こぞって、政府や電力会社、マスコミが一時、金科玉条のごとく繰り返し言っていたことです。

電気代が急騰する中、ただでも我慢する傾向のある日本の高齢者はついつい冷房費を節約しようとする傾向にあります。天候の急変は、すぐ収まるだろうという油断を招くのです。
その結果がこの有様です。

私見ですが、室内対策の一番は室内湿度、湿度、湿度を下げることだと思います。

除湿機は室内に温風が出て暑くなりますので、ダメ。
屋外に温風を排出するエアコンのドライですが、これでは電気代の節約にはなりません。


【しっくい塗、ローラーで塗るドイツ製です】


【当社オリジナル、マンション用に開発した杉の置き床生活(商標登録取得済】

床や天井・壁に調湿機能を持たせましょう。
身体に近い所の湿度がさがると、とても快適になります。
それも天然素材を用いると、その効果は永続的です。
床には杉や檜などの無垢材、壁にはしっくいや部分的に無垢材を併用するのです。
その際、注意すべきは調湿を妨げる塗装をしないことです。
初期費用はかかりますが、光熱費のランニングコストを考えると楽で、ずっとエアコンを補助的に使えます。


【高透明遮熱フィルムの施工風景】

対策の第2弾がガラスに高透明の遮熱フィルムをはることです。
特にリビングが西向きのマンションには最適です。
アルミサッシからの熱伝導は防げませんが、面積が大きいので効果大です。


【当社オリジナル、5連想の木製内窓(特許申請中)】

最も効果大なのが、木製内窓を取り付けることです。
しかも既存アルミサッシとの空気層をしっかりとると更にいいのです。
木製にこだわるのは、無垢材建具にも調湿機能があること、木の熱伝導率が最も低いことです。
樹脂サッシでは到底望めないことです。

毎年、極端に変わる「読めない日本の気候」、目先や小手先の手段では、自分たちの健康や家計を守れなくなるのは確実です。

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