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コラム
これからの塾のあり方
2023年1月12日
先日、神戸三ノ宮にある北野天満神社にお参りしてきました。
コロナ禍の前までは、大阪天満宮にお参りしていたのですが、
コロナ禍になってからは北野天満神社にお参りしています。
今週の週末は、大学共通テストと私立中学入試が行われます。
当塾の塾生はもちろん、全受験生にはこれまでの努力の成果を
発揮して欲しいと願っています。
話は変わりますが、これからの塾のあり方を考えることが
多くなりました。
高偏差値校への合格を目指す進学塾は、これまで通りいかに
多くの合格者を出すのかがポイントになるでしょう。
では、それ以外の塾はどうなっていくのでしょうか。
コロナ・少子化・経済の不安定など、塾を取り巻く状況は
非常に厳しいです(他業種もですが)。
私の塾では、面倒見のいい寺子屋的な要素でひとり一人を大切に
指導していくことを行っていますが、同じような塾は数多くあります。
皆さんはどのような塾なら興味を持ちますか?
「とにかく成績を上げて欲しい」
「○○大学・高校・中学に入れて欲しい」
「子どもの目線で親身に接して欲しい」
「やる気を出させて欲しい」
「これからの進路について一緒に考えて欲しい」
「将来について考えさせて欲しい」
「学校に行くよう説得して欲しい」
「とりあえず、塾にいれるから後はなんとかして」
などなど、実際に私が体験した保護者からの要望の例です。
極端な話、ひと家族に一つ以上の要望があります。
これらの要望全てに答えるのは当然不可能です。
しかし、「うちの塾はこの要望なら応えることができます」と
塾側が受け入れる幅を決めるのはどうかと考えるようになりました。
実際、私は最初は補習塾として公立高校に合格するのを
サポートするようなイメージで塾を始めました。
しかし、実際に問い合わせの中には、「不登校なのですが」や
「公立高校は無理と言われましたが、公立高校に入って欲しい」、
「すぐに気が散って集中力がない」など、想定外の要望が
多くありました。
それで、カウンセリングやコーチングを勉強し、特別支援教育士や
キャリアカウンセラー、および公認心理師の資格を取るようになりました。
そういった要望が私を成長させてくれたと感謝しています。
要望を聞いてなんとかできそうだと思えばそれにチャレンジしていくことが
大切だと考えています。
生徒や保護者の方が困っていることがあれば、それをどう解決して
いくかを一緒に考え取り組んでいきたいとも思います。
「そんな対処療法的な考えではダメだ」とお叱りを受けるかもしれませんが、
小さな地域密着型の塾では、この方が良いのではと考えています。
コロナ禍で社会が大きく変化する中、塾も変化する必要があります。
自分自身の成長もできると信じてチャレンジしてみます。
塾の都合ではなく、通ってくれる生徒のためになる塾を目指します!
もし、このコラムをお読みいただいた方で、お子様のことで困っていることや
ご要望がありましたら、ぜひお聞かせください。
できるかどうかはわかりませんが、話をじっくり聞かせていただきます。
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