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コラム
孤篷庵(こほうあん)を訪ねて2015-2~桧のボタン
2015年10月2日
今回は、昨年と違い人数が少ないため座って前庭の赤い土を見ることができ、説明もゆっくり聞くことができました。
ここで昨年のコラム「孤篷庵を訪ねて2~赤い砂浜」に間違いがあったので訂正します。赤い土は海、本堂の一番手前に小さな垣根が浜に寄せる波を表しているとのことです。昨年のコラムに間違いがありましたことをここで訂正します。昨年は立見の人がいるぐらいの人混みでよく説明も聞けず間違えていました。申し訳ありません。
初めの説明は、前庭の東の隅にある人の身長ほどの高さで植えてある数10本の小径木のことになりました。昨年も説明がありましたが、座った場所が後ろだったため小径木もよく見えず、説明がよくわかりませんでした。
小径木の樹種は桧(ひのき)で、通常は柱などに使う大きくなる木ですが、この桧は大きくならないように土ではなく砂を入れその下には瓦を敷いているそうです。瓦があれば根が伸びない、砂では水はけが良すぎて根が張らない、そうして成長しないようにし鑑賞用として植えているらしいです。観賞用の桧なんて聞いたこともなく、他にないのではないでしょうか。見た目は細い木ですが樹齢はかなり経っているという説明でした。
冬に雪が降って積もると牡丹(ぼたん)の花のように見えることから「桧の牡丹(ボタン)刈」と呼ばれているそうです。
次回は「孤篷庵を訪ねて2015-3~見えない借景」です。
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