花粉対策は腸の健康から〜あなたの腸能力をチェック〜【山梨 漢方 花粉症 さわたや薬局】
【今年こそはじめたい「脱花粉症生活」】
2023年の春、岸田元総理大臣は
「花粉症は日本の社会問題。ぜひ政府として取り組んで花粉症対策の結果を出したい」
と言った内容のことをたしか記者会見か何かでおっしゃり
たしかその年の6月までに具体的な対策をまとめる・・・・
というニュースがちょっとだけ話題になりました。
その後の進展については不明ですが(笑)
在任中に副鼻腔炎の手術をされるぐらい、鼻の悪さに悩まされた元総理自身が、その重要性を身をもって理解していたことが
「国策で花粉症対策を!」
という発言の背景にあるのかもしれませんね。
【花粉症は仕事効率・生活の質を低下させる】
確かに、花粉症は国民の生産性を著しく低下させます。
主な症状である鼻水や鼻詰まりは、酸素を体内に取り入れる大切な機能を妨げ
いわば"酸欠状態"を引き起こします。
これにより脳の働きが低下し、集中力や思考能力、注意力が低下するだけでなく、精神的な不調を招くこともあります。
受験生がいる家庭では特に、この対策は欠かせないと思います。
花粉症は例年2月中旬頃から始まり、スギやヒノキだけでなく草の花粉にまで反応すると、秋まで症状が続く場合もあります。
1年のほどんどが花粉症・・・・
なんてこ状態にならないためにも、早めの対策が重要ですよね。
【花粉症対策の基本は「早めの準備」】
花粉症対策には、シーズン中に行うべきことと、シーズン前から始めるべきことがあります。
今年は1月20日過ぎ、二十四節気ではまだ「大寒」の時期なのに気温が上昇し、都内では花粉の飛散が記録されたそうですが、本格的なシーズンのまだ前
特に症状がひどくなってからでは遅いため、今の時期からしっかりと準備を始めることが重要です。
【漢方的・タイプ別の花粉症対策】
1. 湿気が溜まりやすいタイプ
むくみがひどく、体内に余計な水分が溜まりやすい方は、漢方で言う「湿」が原因の可能性があります。
冬でも水分を取りすぎている場合、春になると身体に溜まった余計な水分が鼻水や涙となってあふれ出します。
このタイプの方は以下の対策を試してみましょう。
軽い運動や入浴で体の水はけを良くする。
温かい飲み物でも飲みすぎないように注意する。
ハトムギ、しそ、冬瓜、小豆などを取り入れる。(ハトムギ茶や小豆茶は、唾液と混ぜながら少量ずつ飲むのが効果的)
2. 冷え性タイプ
手足や下半身が冷えている方は、「陽虚」という体を温める力が不足している状態が原因かもしれません。このタイプの方も早めの対策が必要です。
具体的には以下のようなことを心がけましょう:
温めのお風呂にゆっくり浸かり、体の芯まで温める。
三首(首、手首、足首)を冷やさないようにする。
カイロを使い、体の冷えを防ぐ。
湯たんぽを活用する。
体を温める食材(ネギ、生姜、三つ葉、シナモン、にんにく、牛肉、鮭など)を積極的に摂る。
3. 胃腸の弱りタイプ
年末年始の暴飲暴食で胃腸に負担がかかり、体内に"痰湿"が溜まっている方は注意が必要です。この状態は粘膜を弱らせ、花粉症の症状を悪化させる要因となります。
このタイプの方には以下の対策がおすすめです:
脂っこいもの、味の濃いもの、甘いもの、冷たいものを避ける。
あっさりした食事を心がけ、具だくさん味噌汁や控えめのご飯を中心とする。
野菜、海藻類、キノコを積極的に取り入れる。
花粉症対策は生活習慣の見直しから
日本人に花粉症が多いのは、気候の寒暖差や植林事業でスギやヒノキが増えたことが一因とされています。しかし、年末から年始にかけての生活習慣の乱れも大きな要因です。今年こそは、早めに生活習慣を整え、花粉症の症状を軽減しましょう。
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