LDLコレステロールを『悪玉』・ダークサイドにしないための『サビない』ための養生法【山梨 漢方 さわたや薬房】
この世には数多くの記念日があるのですが
『1月22日』が『カレーの日』ということご存知でしょうか?
ちなみになぜ1月22日がカレーの日なのかというと
1月22日は「カレーの日」です。昭和57年(1982年)に社団法人 全国学校栄養士協議会が1月22日の給食のメニューをカレーにすることを決め、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたことにちなんで定められました。カレーが初めて日本に入ってきたのが、江戸幕府が鎖国を止めて横浜を開港した安政5年(1858年)だそうですが、すっかり家庭の定番メニューになっていますね。
っと総務省統計局のHP『なるほど統計学園』に掲載されておりました。
(上記の文章はそのHPより引用)
カレーは1858年に日本に日本に上陸したということで、僕のお店、さわたや薬房の創業は1772年なので、カレーの日本上陸よりも長い歴史を誇っています。
なんかちょっとうれしいですね。
今回はそんなカレーをテーマにお届けしたいと思います。
【カレーって実は生薬たっぷり】
今回はカレーの日にちなんで、食べ物としてのカレーを上手にご自愛として活用する方法について考えてみたいと思います。
カレーの歴史については色々調べると出てくるのでここでは割愛しますが、カレーの本場インドでは各家庭に様々なスパイスが置いてあり
体調によってスパイスを使い分けるような食文化があったそうです。
なので、インドなどではスパイスはどちらかと言うと漢方の生薬に近いようなものなのかもしれません。
実際、一般的なカレーに使われているスパイス、実は漢方薬で使われている生薬と呼び方が違うだけで中身は同じものがたくさんあります。
カレーのメインスパイスとも言える
『ターメリック』
ですが、これは有名なのでみなさんご存知だと思いますが『鬱金』(ウコン)ですよね。
ウコンは行気破瘀と言ってストレス等で気や血の巡りが悪くなって起こる様々な痛みを取る働きなどがあるのですが、体を冷やす『寒』の特性を持っている生薬です。
そして『コリアンダー』は
『胡荽子(こずいし)』という生薬です。
野菜として食べると今や人気の野菜となった『パクチー』です。中華料理で使われる時は『香菜』と呼ばれますよね。
生薬としての働きは辛味があり、湿疹などの症状に使われています。
『グローブ』は
『丁子』という生薬で香りがよく
胃腸の働きを整えて食欲増進作用などがあります。
このようにカレーで使われる香辛料の多くが実際に漢方薬で使われています。
本来は前述のインドの家庭のように体調にあわせてスパイス(生薬)を選んで作ることができるので食事で不調を改善する薬膳に近いものだったのかもしれませんね。
体調にあわせてスパイスを選んで食事をつくるなんてなかなかカッコいいですよね。
スパイスは使えなくても中医学的な食養生を学ぶとそれに近いこと、体調にあわせて食べるものや食べ方をチョイスすることができるので、ぜひ中医学的食養生は多くの方に知ってほしいご自愛方法なんです。
【激辛ブームの落とし穴・・・冬に激辛は・・・】
そんな生薬たっぷりでまるで漢方薬のようなカレーですが、今では市販のカレールーを使って食べる方が多いと思います。
手軽に美味しくカレーを楽しむことができるので良いのですがちょっと油分が多いものあったり、塩分がわりと強めで食べたあとは喉が乾いて仕方ない、なんて方もいるので、意外と簡単なのでぜひ手作りスパイスカレーにも挑戦してみてほしいと思います。
生クリームなど、普段冷蔵庫に入ってないものも必要になるので、準備が必要ですが最初に何種類かのスパイスを揃えておけば、レシピ通りに作れば意外と失敗しないのでおすすめです。
僕のキーマカレーやバターチキンカレーなどを作ったことがありますが、意外と簡単で、しかも市販のルーを使った彼と比べてもそれほど時間がかかるわけじゃないし、塩分なども控えめに作れるのでおすすめです。
小さなお子様のいる家庭でも辛さを調節できるので食べやすいと思います。
そんなカレーですが最近は『激辛ブーム』なのでしょうか?
テレビ番組で激辛料理を食べるシーンを良く見かけます。
辛味はカラダを温めるので
激辛=冷え性対策
と思っている方がいるかも知れませんが注意が必要です。実は冬の激辛カレーには注意が必要なんです。
次回はこの続き、冬場にカレーを食べるときに気をつけてほしいことなどについてお届けします。
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