泣く子に睡眠薬は問題解決にならない【山梨 漢方 沢田屋薬局】
ストレスのない人なんていない
仕事や家庭、プライベート、体のことや趣味など、私たちは日々さまざまなストレスに囲まれています。
時に「あの人はストレスなんてなさそう」と見える人でも、必ず何かしらのストレスを抱えています。
どんなに幸せそうに見える人でも
充実した生活を送っている人でも
僕たちが生きている限りストレスから完全に解放されることはありません。
これは断言できるでしょう。
では、なぜ僕たちはストレスから逃れられないのでしょうか?
何をストレスに感じるかは人それぞれ
ストレスとは、
「何をストレスに感じるか」
という個人の感覚と考え方に大きく依存しています。
たとえば、お金に困っている人が宝くじで大金を手に入れたとしても、
そのストレスが完全に消えるわけではありません。
同じように、恋人が欲しいと悩んでいた人が実際に恋人を得ても、
ストレスがゼロになるわけではないのです。
たとえば、お金を手にしたことで今度はそのお金に関する新たな不安が生じたり、恋人ができることで、
それまでになかった面倒なことや気を使うシーンが増える場合もあります。
つまり、恋人がいないときとはまったく違う面倒なことが起こりストレスを生み出します。
「結婚したい!」と思って念願の結婚をしても
結婚したらしたらでまぁ、いろいろなストレスって生じますよね(笑)っということで、どんな状況でも新しいストレスは必ず発生するといえます。
こう考えると、僕たち人間は常に何かしら「ストレスを探している」と言っても過言ではないでしょう。
実は「ストレスを探している」?
「ストレスを探している」なんて言うと、不安や悩みを抱えている人からは
「ふざけないで」
と言われてしまうかもしれません。
しかし、ストレスは僕たちが成長するために不可欠なものでもあります。
以前も別のnoteでお伝えしたように、ストレスにはさまざまな種類があり、人間関係から生じるストレスや、体の不快感から生まれる身体的なストレスもあります。
しかし、これらのストレスがなくなったとしても、
「満たされないことへのストレス」
というものが存在するのです。
次回は、この「満足できないストレス」とは何か、また私たちが生きる限り切り離せないストレスとの付き合い方についてお話ししていきたいと思います。
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