【漢方で人間関係を円滑にする方法】自分と他人を比べすぎてしまう人の漢方的養生とは?
イライラして困っている人、けっこう多いですよね。
ホントは穏やかでいたいのに・・・
ついついイライラして家族にあたってしまったり
職場の空気を悪くしてしまったり
友人と不必要なトラブルをおこしてしまったり
結果的に自己嫌悪に陥ってしまい、イライラからクヨクヨにかわり、気分がスッキリしませんよね。
誰しも生きていると『ムッと』怒ることはあります。
猫なんかちょっと気に入らないとすぐに怒って、さっきまでモフモフしていたのに急に噛みついてきたり、猫パンチしてきたりします。
猫ならそれで許されますが、僕らはそうはいきません。
イライラ→八つ当たり→自己嫌悪→クヨクヨ→思い通りにならずにまたイライラ・・・・という負のループに陥らないようにするには怒りのコントロールをすることが大切ですよね。
いわゆる『アンガーマネジメント』ってやつです。
この『アンガーマネージメント』をするうえで大切ことってなんでしょうか?
アンガーマネジメントとは日本アンガーマネジメント協会によると
怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会HPより
っと紹介されています。
先程もお伝えしたように、生きていれば猫のようにわけもなく(なんかわけは割るのでしょうが)イラッとするときだってあります。にんげんだもの。
なので、怒らないのではなく、上手に怒る、怒りの感情をコントロールすれば良いわけです。これって僕達が毎日を穏やかに暮らすためには大切な能力で、これができるととっても自分に優しい、ご自愛ですよね。
そんなアンガーマネジメントで大切なこと、その一つに僕は
『体調を整える事』
があるとおもいます。
ある意味それは心の持ち様以上に実は大切なことだと思います。
特にプレ更年期世代の女性はホルモンのゆらぎが始まるので月経リズムの乱れ
産前産後であったり授乳中など
仕事や家庭、プライベートでのストレスだけでなく
カラダの変化も起こりやすい時期
特に月経前、産前産後、授乳中はカラダも弱りやすく
カラダの弱りが原因でも怒りやすくなります。
特に子育て中は『何かを守ろう』
という本能も働くので神経が過敏になりやすく、体が弱ると自分の身を守ろうと神経過敏になるので
いつもより怒りやすくなるのは仕方ないこと。
疲れているといつもだと怒らない様な事でイライラしたりするのはそのためだし
漢方では内臓機能の五臓
『肝心脾肺腎』と
5つの感情
『怒喜思(憂)悲恐(驚)』
がつながっていると考えるのはきっと体調とメンタルがリンクしていることを昔の人は今以上にわかっていたのでしょう。
心身一如、ですね。
なので、性格が悪くなったわけじゃないので、イライラする時は体調確認して
『あ、今は体調悪いから身を守ろうとしているんだなぁ』と思うだけでも少しだけですが気が楽になると思います。
アンガーマネジメントは心の持ち方ばかりじゃなく、できるだけ良い体調を維持することも大事だと思います。
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