雨の日は体調が悪い?天候で体調が変わる理由とは?お天気病【山梨 漢方 さわたや薬局】
なぜ僕たちはお天気や気圧、月の満ち欠けで体調を崩してしまうのでしょうか?
僕たちの体は周囲の気温、温度の変化はもちろん低気圧や高気圧などの気圧変化そして湿度の変化など様々な気象状況の変化に常にさらされています。
そして僕たちはそのちょっとした変化に常に対応できるようにカラダを変化させるシステムを本来は持っています。
なのでそれがしっかり働いてくれれば自然環境の変化にはある程度対応できるはずなんです。
僕たちのカラダは本来変化に対応できるようにできているが・・・
そんな僕らカラダに備わっているシステムですが
気温が上昇し暑くなると汗をかいて体温を下げたり寒いと体温が下がらないように毛穴を閉じて熱を逃さないようにして、カラダの中心部や脳にちゃんと血液が優先的に届くようにしたりと、そのシステムの働きは多岐に渡ります。天気が変わって外部の気温、気圧、湿度などが変化するたびに、内部環境を一定に保とうと僕らのカラダは必死に頑張ってくれています。このようなシステムを『ホメオスタシス』と呼びますしかし、最近は特にひどいのですが
外部環境(暑い、寒い、気圧変化)の変化が急激であったりストレス疲労、肉体疲労が溜まっているとホメオスタシスの大元
内分泌(ホルモン)自律神経免疫
この3つの部署に指示を出す
脳の視床下部、下垂体が誤作動を起こしたり
疲労によりそれぞれの部署がきちんと機能しなくなるため
気候の変化に体がついていけず、病気や様々な症状が出てきてしまうのです。気象変化で体調を崩す原因の一つはこのホメオスタシスのバランスが崩れるからだと考えます。なので元気不足、血液不足、潤い不足など、漢方的体質だと
『必要なものがカラダに足りてない方(気虚、血虚、陰虚など)』食べすぎ、飲み過ぎ、運動不足などで
『カラダに余計なものを溜め込んでしまっている方(痰湿、水毒など)』ストレスフルで
『自律神経が乱れ気味の方(気滞など)』
はカラダの仕組み的にも
漢方的にも
気象病なりやすいので、まずは今現在の自分の体調がどうなのか?
そこのチェックから始めてみましょう。
シンプルですが、日々元気であればそうそう自然環境の変化で不調になることはありません。まずは食事、睡眠、ストレスケアの基本をしっかり行うことが何よりの予防法です。
ぜひ、できることから始めてみてください。
漢方的体質の気虚や血虚、陰虚などの養生法は他のコラムでもご紹介していますのでぜひご覧ください。
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