新入社員だけじゃない?誰でも起こる可能性がある「5月病」対策とは?【山梨 漢方 さわたや】
前回からの続きです。では5月病対策って具体的にどんなことをすればよいのでしょうか?
僕がいつもおすすめしている方法があります。
それは
『自分が気持ち良い・楽しいと感じること』
を積極的に行うことです。
シンプルだけで結構大事なことです。なぜなら
『5月病対策には〇〇がおすすめ!』
などと今の時期はいろいろ目にしますが。
他人からのアドバイスや、雑誌、テレビなどの特集で、5月病に良い、自律神経に良い、と書いてあることでも実際にやってみたら不快に感じたり
『これはちょっとなぁ・・・』というような、あまりやりたくないことを無理してやるのは心身の負荷となり、こんな時は逆効果
なので、できるだけ自分にあった、自分が楽しめる養生を取り入れましょう。
代表的養生は
・ゆっくり散歩する・ジョギングをしてしっかり汗をかく・美味しいものを食べる ・ゆっくり入浴する、などですが※入浴は 38℃〜39℃ぐらいの微温浴でリラックスの副交感神経が優位になり、水の浮力で重力から開放されリラックスできます。
・深呼吸 ※深呼吸は意識して切り替えできない自律神経を唯一意識的に切り替えることができるのが深呼吸 無意識にもできるし、意識的にもできるので積極的に取り入れましょう。
5月病は変化にうまく対応できない、ちょっと負荷が強くなることで、カラダのバランスが崩れやすい方がなりやすいと思います。
漢方的には元気不足の気虚、血液不足の血虚、潤い不足の陰虚、胃腸が弱い脾虚の方などがなりやすいのでシンプルですが
しっかり睡眠、消化の良い食事、先程紹介した自分にあった養生(気分がスッキリする養生)を取り入れて過ごしましょう。
女性の方は環境変化で一時的に月経周期が乱れたりすることがありますが、落ち着いて体調を整えれば一時的なものなので、体調を整えれば元に戻ります。
新しい環境は楽しくても心身の負荷になります。
ゴールデンウィークの前半は思いっきり遊ぶのも良いですが、後半はしっかり睡眠をとり、GW疲れを残さないように気をつけましょうね。
また、GW開けに強力なブルーマンデー症候群になると5月病も発症しやすいので、連休明けの1〜2日はできるだけ仕事の予定はゆとりをもって、重たい仕事などを休み明けには入れないようにしておきましょうね。
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