激辛はカラダが温まる??本当の塩分・『鹹味』とは?中医学的5つの味『辛味&鹹味』
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また、使い古された表現ですが『食は命なり』と言います。
漢方、中医学の世界では食べることでカラダを良くしていく、食養生を非常に重要視します。
今回はそんな食養生について
漢方的食養生で大切なこととは?
#漢方的食養生
というテーマにてお届けいたします。
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【古代中国のお医者さんのランク付け・一番位の高いお医者様は?】
今回は漢方、中医学で非常に重要視している食養生についてお伝えします。
食事が大切だ、ということは中医学での専売特許ではなく世界中の医学で大切にしていると思いますが、東洋医学の中医学やアーユルヴェーダなどでは特に大切にしていると思います。
古代中国では 医者は4つの分野に分けられていたそうですが、その分類の仕方でもいかに中医学で食養生が重要視されていたかわかります。
その4つの分類とは
『食医』
『疾医(内科医)』
『瘍医(外科医)』
『獣医』
この4つの中でも
『食医』
が最も位が高いとされていました。
【食医がもっとも位が高いとされる理由は】
ではなぜ、様々な分野の医師がいる中で『食医』がもっとも位が高かったのでしょうか?
今だと難しい病気を治療したり、外科的な手術で病を治すほうが花形のような気がしますよね。
実はそうではありません。
昔のことなので、お医者様が診察をする人は当然王様など、位が高い人ばかりです。
当然病気になれば治療をするのですが、中医学で大切な考え方は
『未病先防』
です。
病気になる前に未然に病を防ぐことが大切で、食医はその方の体質、体調、日頃のちょっとした体調のお悩みによって食事メニューを考え
病気になる前
「未病」
の段階で 食事によって病気を防ぐことができたからです。
病気にならなことがまず大切と考え、病気になってから病を治す医師より尊い存在とされていたのです。
病気になってから治すことも、もちろん素晴らしいことですが、治療をするには現代医学もそうですが、強い薬を使ったり、手術をしたりしてカラダは多少なりともダメージを受けます。
そうなる前に日々の食事でカラダのケアをすることが古代の中国では重要視されていたのです。
その知恵をできるだけ今の僕らの生活に活かしたいですよね。
【漢方的食養生で注意したいこと】
今は様々なところで薬膳の知識を知ることができます。僕もSNSやこのnote、Podcastの番組などで食養生についてお伝えすることもよくあるので、ぜひご覧頂きたいのですが、情報が身近なだけにちょっとした注意も必要です。
例えば、中医学ではエイジングケアをする時や、婦人科トラブル、男性力低下、成長や発育、生殖活動、ホルモンの分泌や血流とも繋がり深い
『腎』
という場所が弱りやすい方がいるとします。そんな『腎虚タイプ』の方におすすめの食養生の情報があったとしましょう。
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☆「腎虚(じんきょ)」タイプ
☆気になる症状
物忘れ、記憶力の低下、集中力の低下、耳鳴り、聴力の低下、めまい、
脱毛、白髪、腰痛、骨密度が低い、むくみやすい、頻尿、冷え、舌の色が淡い
☆摂り入れたい食材
腎を養い、精を補う食材:白きくらげ、クコの実、くるみ、黒豆、黒ごま、栗、きのこ類、にら、ラム肉、うなぎ
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このような紹介を僕がしたとしましょう。これをご覧になって
『私の症状にピッタリ!じゃあ、黒ごまや黒豆をたくさん食べたら治るのね!』
となりがちですが、そこに注意が必要なのです。
漢方的食養生はそれほど単純ではありません。
最近はどうしてもテレビなどの影響で
『高血圧には◯◯を食べると良い』
『認知症予防には〇〇を食べよう』
『〇〇を飲むと骨が弱らない』
このように特定の食べ物を食べることで病気や不調が治る、というような間違えやすい情報が溢れています。
【本来の食養生は病気を治すものでなく未然に防ぐもの】
本来の食養生とは病気を未然に防ぐためのものであり、病気になってからその治療がメインではありません。
先程もお伝えしましたが、古代の中国では最高の名医は食養生により病気を未然に防ぐ『未病先防』をすることができる医師が最高ランクの医師とされてきました。
食養生の話が出た時はぜひ『体の弱いところを強くするのにプラスの食材』という風に考えてみてほしいと思います。
『腎の弱りに黒ごまが良いと書いてあったから腎の弱りでおこる頻尿には黒ごまをたくさん食べたら治る』
というような受け取り方には気をつけてほしいと思います。
先程の腎の弱りに良い食材は日頃から適度に摂取しておくことで、未然に腎の弱りを防ぎ、体調が崩れるのを未然に防いだり、弱りのサインが出た時点で回復させるサポートができるというものなので、疲れると腎の弱りの症状が出やすい方は日頃から上手にこのような食材を活用してほしいと思います。
僕も日頃から食養生に関する情報を皆さんにお伝えしている立場なので、ぜひ一度、漢方的食養生の活用の仕方を皆さんにお伝えしたいと思い、今回のnoteにまとめました。
少しでも日々のお役に立てばうれしいです。
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☆漢方的食養生セミナー開催のご案内☆
漢方の知恵、食養生で病気を未然に防ぎましょう。
ご自分の体調、体質、起こりやすい不調の種類ごとに必要な食養生を行うことで『未病先防』大きな病気になることを未然に防ぐことができると漢方では考えます。
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