今日は『いい風呂の日』毎日湯船に入っていますか?【温泉入浴指導員 早川コータ】
最近テレビでも連日
「サ活」
とという言葉をよく耳にしますがみなさんも当然ご存知でしょう。
『サ活』とはサウナを愛好することで
最近はサウナが大人気でテレビや雑誌等でも連日サウナ入浴に関する特集が色々と組まれています。
芸能人でもサウナが大好きな方が多く、その魅力をテレビで語ったり
全国のサウナがマスコミに紹介されるなど今、サウナが空前のブームとなっております。
今回はそんな話題のサウナについてお届けしたいと思います。
話題の『サ活』・サウナの心とカラダへの健康面のメリットとは?
というテーマでお届けいたします。
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【サウナの健康面でのメリットとは?】
今回は健康という観点でサウナをどんな風に活用するとよいのか?
お風呂を健康的に活用する専門家でもある温泉入浴指導員の私、早川コータがお届けいたします。
(漢方だけじゃないんですよ(ΦωΦ)フフフ…)
健康という観点から見た場合、サウナに入るメリットはどこにあるのでしょうか?
なんとなく『体に良い』というイメージが有るとおもいますが
『気分的にスッキリする』
というストレス解消的な側面の方が印象深いと思いますが、適切に活用すればイメージ通りサウナは健康維持にも有効です。
まずサウナがカラダに与えてくれるプラスの働きは何と言っても『温熱効果』です。
低温サウナ、高温サウナ、種類に限らず体が温まることが入浴と同様に最大のサウナのメリットです。
体が温まり、全身の血管が拡がることで、血液の流れがとても良くなります。
サウナは高温の部屋に入るわけですから当然全身を温めてくれます。
カラダが温まるということはシンプルですが血流の改善にはもっとも効果的です。
カラダが温まり、血流が良くなるということはカラダを構成している細胞にしっかりと血液が行き届きやすくなります。
血液がしっかり細胞まで行き届くということは細胞にしっかりと酸素と栄養がいくわけですから疲労回復や、新しい細胞に入れ替わる新陳代謝も活発に行われます。
また、血流は必要な酸素と栄養を運ぶだけでなく、新陳代謝の際に出される細胞の老廃物や二酸化炭素を回収して体外に捨てるというゴミ収集車のような働きも高まります。
【サウナで自律神経が『ととのう』?】
サウナの健康に関するプラスの影響は温まることによる温熱作用だけではありません。
温泉などへの入浴同様に自律神経にも大きな影響があります。
通常の入浴は42℃以上の高温浴だと『やる気スイッチ』の交感神経が優位になり
ぬるめの温度のお風呂だと『リラックススイッチ』の副交感神経が優位になるので、入浴する温度を活用して自律神経を整えます。
やる気スイッチを入れたい時は熱めのお風呂、寝る前などリラックスしたい時は温めのお風呂という風に活用するのが一般的ですが、サウナはちょっと異なります。
ある意味、普通の入浴と比べるとカラダへの負荷はかかりますが、その分運動した後に近い爽快感も得ることができるのが特徴です。
一般的なサウナの使い方ですが、高温のサウナ室を出たら、次は水風呂に入ります。
高温のサウナ室にいる時は体温がどんどん上昇し、ある意味命の危険をカラダは感じるので、当然ですが『交感神経』が優位になります。
このときに温められていた身体が冷たい水風呂入ることで一気に冷やされます。
水風呂でも、リラックスしているときに優位になる副交感神経ではなく、冷たい水にカラダを晒すので、当然ですがこのときも交感神経が優位になります。
全然リラックスなんてできないじゃないか?
と思うかもしれませんが、この後に外気浴スペースがあればそこでゆっくり座って休憩を行うのですが、実はこれが肝腎で一気に心身がこの休憩時にリラックスモードになるのです。
サウナ室と水風呂で交感神経が優位となり、血管が収縮されます。
それが開放されたときに副交感神経優位となり血管が緊張から解放されたときに心地よいリラックス感を感じるのです。
これがサウナにおける最高の爽快感であり、サウナ好きがハマる理由です。
人気漫画のセリフだと「ととのう」という風に言うそうです。
仕事などでたまったストレスから一気に開放されるので病みつきになります。
自律神経のスイッチを交感神経と副交感神経、それぞれを優位にすることでバランスを整えることができるのです。
思いっきり泣いた後に気分がスッキリする、思っきり走った後に気分がスッキリするなどと感覚的にはにているかもしれません。
自律神経が上手く切り替えることができずに不調を感じている方が多い今、サウナはおすすめの健康法と言えるかもしれません。
熱いサウナ
冷たい水風呂
マイルドな外気浴
この流れを繰り返し行うことで、毎日の生活の中では仕事や家庭内でのストレスなどで自分の意思では切り替えが難しい交感神経と副交感神経の切り替えがサウナに入ることで繰り返されることで切り替え機能が整い、自律神経の働きが鍛えられると考えられています。
仕事で大きなストレスを抱えている起業家や経営者、クリエーター、芸能人、スポーツ選手などがサウナを愛好するのはこのような理由からだと僕は思います。
そんな自律神経にとってプラスとなるサウナですが、カラダにとっては
『熱々』→『冷え冷え』を繰り返すので、大きな負荷となります。
入浴同様安全に利用しないと事故が多く、サウナ絡みの事故も非常に多いので、次回はに健康的は、安全なサウナの使い方をご紹介します。