冷え性改善は体質を知ることから【山梨 漢方 さわたや薬局】
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どうも!
東京リベンジャーズのモノマネが出来たらウケると思い、ドラケンやマイキーは定番すぎるのでパーちんのモノマネを習得しようと思っているのですがなかなかマスターできずにいる
さわたや薬房の早川です。
#そもそもニーズあるのか
あのマンガはよく考えるとみんな中学生なんですよね。
自分が中学生の頃なんて女の子にどうすればモテるか?ぐらいしか考えていなかったなぁと思います。
アニメやマンガのキャラを知ると結構びっくりなことがありますよね。
以前も触れたことがありますが、調べると結構驚きですよね。
聖闘士星矢のペガサス星矢は13歳、北斗の拳のケンシロウは18歳、機動戦士ガンダムのドズル・ザビは28歳。
ちなみに僕は46歳なのですが、いつの間にかバカボンのパパより年上になっていて、エヴァンゲリオンの碇ゲンドウさんよりはかろうじて年下という微妙な感じです。
さて、今回はこんなことをお伝えしたいのではなく、なかなか気温が下がらなかった今年の秋もここに来て急激に気温が下がってきました。
そうは言っても日中は20℃ぐらいになる日もあり、朝晩の日中の気温差があるのも今の時期の特徴です。
こんな時期だからこそ改めてですが冷えない体作りが大切です。
本格的な冬を前に、今からしっかり冷え対策を行っておくことが大切です。
今回は
寒さ対策はホラーを見ないこと!?【漢方的寒さ対策とは?】
というテーマでお届け致します。
【気温が低下してきた今の時期からしっかり知っておきたい『冷え性対策』】
大切なカラダを冷やさないための生活習慣について取り上げて行きたいと思います。
今回お伝えすることは多くの方が
『何をいまさら』
と思うようなことばかりだと思いますが、そんな当たり前の養生だからこそ
『なぜ必要なのか?』
ということを改めてお伝えし、その重要性を知っていただきたいと思います。
【温かい飲食】
まずは寒い日に気をつけたい冷やさない生活習慣の最初はやはりコレです。
『温かい飲食』
です。これぞ当たり前、寒い日に冷たい物を取ることがカラダにマイナスだということは子供でもわかるような養生の基本です。
しかし、意外とできていない養生の代表とも言えるでしょう。
朝起きて寒い時間帯は温かいお茶やコーヒーなどを飲んでいるかも知れませんが、日中はどうでしょうか?
日中日差しが強い日はまだ20℃程度まで気温があがります。車中などは意外と高温で冷たい飲み物を『ゴクゴク・・・』という方も多いのではないでしょうか?
また、食事面では気温が下がってきても冷たい飲食をしている方がかなり多いと思います。
冷たい飲食、というと『アイス』などを思い浮かべて『冷たいものは食べていません』と思いがちですが、基本的に
『冷蔵庫から取り出して直接食べるものは冷たい食べ物』
です。なので、サラダやお刺身、冷蔵庫で冷やした果物などはこれにあたります。
全部NGというわけではもちろんありませんが、気がつくと食卓は冷蔵庫から出した冷えたものばかり、なんてことにならないように出来るだけ火を通した温かい物を食べるようにしましょう。
中医学の食養生の基本は『甘いもの・脂っこいもの・冷たいもの』を取りすぎないことです。
【『3首』を冷やさない】
これも冷え性対策の基本ですが、意外とできないことが多い養生です。
首と付く場所『首』『手首』『足首』は太い血管が通っている場所なのですが、皮下脂肪も少なく、血管が外気に影響を受けやすい場所です。
そこを冷やしてしまうと非常にカラダは冷えやすくなります。
特に上の『首』と下の『足首』が冷えると様々な不調の原因となります。
首の冷えは肩こり、頭痛などにも繋がりやい場所なので、日頃から肩がコリやすい方は注意が必要です。
早めにマフラー、ストールなどを活用したり、襟がしっかりついた洋服、フード付きの服などを活用しましょう。
寝る時に冷えてしまう方もいるので、タオルなどを首に巻いて寝るのも良いでしょう。
足首の冷えはカラダの一番下の部分である足全体の冷えに繋がりますので、ある意味、上半身の首の冷えより厄介です。
自然の世界でも下が温まらないと対流が起こらないように、東洋医学ではカラダの一番下の足が冷えると血の巡りが非常に悪くなると言われています。
下がしっかり温まれば巡りが良くなるので、全身に熱を運搬することが出来ます。
日頃から冷え性の方は特にこの足首の冷えには注意しましょう。
まずは長い靴下をしっかり履くこと、いつまでもスニーカーソックスのような短いソックスを履いていると若い方でもひどい冷え性になってしまいます。
靴下は男性でも膝下ぐらいまである長めのソックスだと冷えにくくなります。
靴もできるだけハイカットのスニーカーやショートブーツなどを履いておきましょう。
寝る時にオススメナのなのが『レッグウォーマ』です。寝る時に寒いと靴下を履く方がいますが、足裏や手のひらで寝ている時に温度調節をするので、足の裏まで覆ってしまう靴下が熱が放出されずに、カラダが『十分熱がある』と誤判断してしまい、熱産生がうまくいかなくなると言われています。
冷やしていけない部分だけ覆ってくれるレッグウォーマをぜひ活用してみてください。
【ファッションはやせ我慢??】
『3首を冷やさない』
という養生をお伝えする時に必ずネックになるのがファッションです。
『ファッションはやせ我慢』
なんて言葉を耳にします。
確かに、少し小さめのサイズの方がピタッとしてキレイに見えたり、スニーカーソックスや七分のズボンのほうが今はおしゃれに見えるし
若い女性の方(こういう言い方をすると随分自分が年をとったような感じがしますが、実際、そうなんですよね)はどうしてもかわいい服装を着ていたいと思うと肌の露出が寒い時期でも増えてしまいがちです。
冷え性予防のためにも常に気をつけていたいですが、ファッションを楽しむことも大切なことなので、体調を崩さない程度に、ここ一番、というときは『やせ我慢』も良いですが、それが日常にならないようにしましょうね。
【温かい湯船につかる】
これも冷え性対策では当たり前と言われている養生ですが、意外とやっている方が少ない症状です。
特に一人暮らしの方は自分だけのためにお湯を張るのがめんどくさい、という方が多く、湯船につからない方が多くいらっしゃいます。
あたたまるだけのためにお風呂につかると思うともったいないと思うかも知れませんが、実はそれだけではありません。
湯船につかることで冷え性改善以外にも色々とプラスのことがあるので、実は一粒で何度も美味しい、とってもお得な養生法なのです。
湯船につかると・・・
・睡眠の質向上
・お肌の質向上
・自律神経が整う
・筋肉の疲労回復
このような働きもあるので、活用しない手はありません。寒い時期でも40℃ぐらいのお風呂に気持ち良いと感じる時間で良いので、ゆっくりつかりましょう。
41℃以上の熱いお風呂は交感神経が高ぶってしまうので、寒い冬でも熱いお湯を落としながら調節して、40℃ぐらいのお風呂にしておきましょう。
【怖いホラーなどは見ない】
飲食、服装、お風呂と冷え性対策について改めてお伝えしましたが、今日のテーマを見て
『え!?冗談でしょ?』
と思ったかも多いかも知れませんが、実は冷え性対策としてこれは本当に大切な養生なのです。
カラダの冷えは中医学では五臓の『腎』と関係が深いと考えられています。
腎は5つの季節の中では『冬』
五悪と言って病気の原因となる物の中では『寒』とつながっています。
腎は生理学的な腎臓や膀胱、男女の生殖器などとつながっていると考えられており、冷えると働きが低下しやすい場所と考えられています。
生理学的な腎臓も毛細血管の塊のような場所で、カラダが冷えて血流が悪くなると当然ですが働きが低下します。
寒いとトイレが近くなり、腎臓、膀胱など、腎と関係深い場所が弱ります。
そして、その腎と繋がり深い五志(5つの感情のような物)が『恐』なのです。
怖いものを見た時に皆さん、マンガなどでも良いのですが、どんな風にカラダが反応しますか?
そうです、震えますよね。
まるで寒いところにでもいるようにガタガタ震えると思います。
恐怖はカラダを縮こまらせて、筋肉を硬直させてしまいます。交感神経も優位になり、血行が悪くなるので、非常に冷えやすいと言えるでしょう。
『怖くておしっこちびってしまう』
なんて言葉があることからも腎と恐怖という感情のつながりがあることがわかると思います。
夏に肝試しをするのはきっと恐怖でカラダ冷えるので、良いのかも知れませんが、寒い時期、冷える時期には不向きなレクリエーションでしょう。
ぜひ、寒い時期、冷える時期は、心が温まるような、いわゆるハートウォーミングなホッコリするようなストーリーの物を見たり、読んだりするようにしましょう。
ゾンビものがゲームやドラマでも流行っていますが、寒がりの方、冷え性の方はぜひ程々に楽しんでくださいね。
今回は改めて今から準備しておきたい『冷え性対策』についてまとめてお伝えしました。
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