良い排卵は女性の健康の基本・漢方的「卵活」とは?
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どうも!
先日TwitterやInstagramで朝ごはんに真っ二つに切ったスイカ半分をたべるところをアップして『ワイルド系男子』ということをアピールしようと思ったら
戦闘民族のようになっていた
さわたや薬房の早川です。
#もちろん小玉スイカだし半分しか食べてないよ
先日Podcast番組でもちょっと触れたのですが、気になって調べてみらたら芸能人ワイルド系イケメンランキングの第1位(2020年8月goo調べ)は
反町隆史さん(言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン)
2位が先日TOKIOを脱退してジャニーズ事務所も退所された、僕もとっても好きな俳優さんの
長瀬智也さん(熱い熱い本当の恋をするなら世界で君しかいない)
ちなみに3位は
竹野内豊さんでした。
(歌のネタは思い浮かびませんでした。ビーチボーイズ懐かしいですね)
詳しく芸能人ワイルド系イケメンランキングが気になる方はこちらから
世の中にはいろいろなランキングがあるんですね。
さて、今日はワイルド系男子含めて男性が決して経験できないことであり、女性の方にとってとっても大切なテーマを取り上げたいと思います。
それは『産後の養生』です。
これから出産する、出産を将来的に希望していてる方はもちろんですが、すでにご経験の方、今後も予定が無い方含めてぜひ知ってほしい内容です。
今回は
産後のカラダケアの重要性〜産後の不調の原因『三虚』対策〜
というテーマでお届け致します。
男女問わずすべての方に知ってほしい
今回は出産後の女性のカラダケアの重要性と不調別の漢方的養生法についてお届けしたいと思います。
産後の体のケアは男性には関係ない、出産も今後する予定がないし関係ない、そう思う方も多いと思いますが僕は決してそうとは思いません。
産後の女性のカラダケアの重要性と正しい知識を知ることは男女問わず非常に大切な知識だと思います。
男性は当然パートナーの女性が出産をする時、適切な応援とサポートするために産後の女性がどれぐらい体へのダメージがあるか知る必要があります。
また、出産をすでに経験済みの方やこれから予定している方、今後予定が無い方も産後に起こる不調の原因や仕組み、漢方的養生を知ることでこれから出産されるご家族や友人などへのケアにきっと役立つと思います。
出産は体にどれぐらいの負荷がかかるのか?
出産は女性にとって生涯の中でもっとも大きな試練とも言えます。元気な赤ちゃんを産んで、順調に育児をしていくことはいっけん当たり前の事のようい思っている方もいるかも知れませんが並大抵のことではありません。
また、産後の女性は育児と体のケアだけをしていればよいだけではありません。当たり前のように様々な家事もこなしたり仕事をしたりと出産を機に女性の方は一気に役割が増えてしまいます。
男性の育休促進も叫ばれていますがまだまだ日本的おじさん型社会、保守的な風潮『俺達は育休なんて取らなかったからお前らも取るな』的な風潮が強く一般的になるには時間がかかるでしょう。
なので産後の女性に掛かる負担はかなりのものであるということをしっかり認識してほしいと思います。
家事や仕事、育児などの物理的、精神的な負荷だけではもちろんありません。
出産で女性の方が受ける体へのダメージはおおよそ
『全治2〜3ヶ月の交通事故』
と同じぐらいと言われています。
女性の方が若い頃から肉体労働に従事していたり、家事自体をしているだけでも体力がついた戦前ぐらいの世の中に出産をしていた女性は
『お産をして次の日には畑仕事をしていた』
なんて話もありましたが、今の世の中は中医学的には虚しているタイプ、体力があまりなく血液などもタップリ無い女性が増えているため(これは生活環境などによることが原因で今の女性が決して悪いわけではありません)
昔ながらの体力がある、子供を4〜5人出産しておんぶに抱っこしながら家事も仕事もできるような女性が多かった時代の頃と比較してはいけません。
今の時代にあった養生が当然ですが今の女性には必要なのです。
経膣分娩でも出血や大量の発汗、何より長時間いきんだりすることによる体力の消耗はかなりのものです。
帝王切開であれば手術による体へのダメージ、出血なども多くなるので回復は当然ですが遅くなります。
今は日本の産後の入院は1週間ぐらいが平均ですが今の女性の体力を考えるともう少し病院で産後の体のケアをしてあげたほうが僕は良いと思います。
産後の女性が体のケアができない現状
体力がもともと少なめの女性が多いことにプラスして今の日本は核家族化などにより産後に一人で子育てをしないといけない女性がまだまだ多いと思います。
産後ケアセンターなどが各地域にできていますが、もっともっとサポートが必要な産後の女性が多いと感じます。
退院後の女性は育児に追われてとても自分の体へのケアができる状態ではありません。第一子の場合は始めての子育てへの不安が強いため必死です。
また、第二子以降は上のお子さんの子育て、日常の家事、仕事などもあればとてもじゃないですが自分の体のケアまで気が回りません。
授乳をされている方であれば産後の体のダメージ+授乳による体への負荷もありますし、ミルクの方も早期に月経が戻ってしまうなどすると体への負荷が増えてしまいどちらにしてもカラダは休まる暇がありません。
中医学の産後カラダケアの基本
中医学では産後のカラダは様々な物が不足した状態と考えます。
特に妊娠中から出産、授乳による血液の不足・・・血虚(けっきょ)
体力消耗による元気不足・・・気虚(ききょ)
大量の発汗などによる潤い不足・・・陰虚(いんきょ)
妊娠中はもちろんですが産後は特にこの『三虚』(さんきょ)と言われる状態が強くなりカラダに必要な物が不足することにより様々な不調が起こります。
特に産後の三ヶ月間、約100日が非常に重要で妊娠中からのケアはもちろんですが産後100日をしっかり養生することが大切です。
それがうまくできないと悪露の排泄が悪くなったり、便秘をしたり、産後鬱のような心の不調が現れやすくなります。
3つの弱り〜産後の『三虚』対策の養生
産後に体調を崩す大きな原因である『三虚』と言われる状態をご紹介しました。産後は育児もスタートし、夜中の授乳やミルクなどもあるため女性の方は本来寝るべき時間である夜にしっかり眠ることができない日が続きます。
三虚改善のための共通している養生は『睡眠』です。寝ている間にカラダを休め気を補い、血を作り、陰を養います。
この養生の基本である睡眠がどうしても夜取れなくなるのが産後のもっとも辛いところでもあります。
パートナーと家族のサポートはもちろん、日中に少しでもカラダを休められるようにしてあげることが非常に大切です。赤ちゃん寝ている間に一緒に仮眠をとったり、みてくれる方がいる場合は自分の時間を確保して心身を休ませることなどその時の環境でできる休息をできるだけ取るようにしましょう。
休息以外の三虚対策は
『温』『通』『補』『疏』
の4つだと中医学では考えます。
温・・・カラダを冷やさず常にカラダを温めてあげましょう。血液不足、元気不足で産後はカラダを温める力が低下しています。
通・・・悪露を排泄したり、便秘しないようにするため、そして通乳(母乳がスムーズにでる)などのためにも元気の『気』血液の『血』潤いの『水』それぞれの流れを良くしてあげましょう。産後ですが簡単なストレッチなど軽く無理ない程度のカラダを動かすなどして体の中のものが停滞しないようにしてあげましょう。香りの良い野菜や果物などで流れを良くすることもおすすめです。
補・・・三虚というぐらい様々な物が不足しています。できるだけ消化の良い、バランスの良い食事を取り元気、血液、潤いを補ってあげましょう。できるだけ胃腸に負担がかからないように火を通した柔らかいものがおすすめです。冷たいもの、味の濃いもの、脂っこいものには注意しましょう。
疏・・・疏とは情緒を安定させてあげましょう。育児という大きな負荷と産後の疲労でカラダが思うように動かない負荷がありストレスを感じやすくなっていますので、できるだけリラックスした時間を取れるように周りでサポートしましょう。
今回は以前から一度取り上げてみたかった産後の体のケアの重要性についてお届けしました。
機会があれば産後の鬱対策、産後の便秘、悪露が止まらない、産後脱毛など、産後に起こりやすい不調対策もお伝えしたいと思います。
今回は産後のカラダケアについてお届けいたしました。
※参考文献:イスクラ産業 産後の養生
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