年末年始こそ意識したい薬膳的『5つの味』その②
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どうも!
『ご飯、何食べに行こうか?』
と聞かれたときにいつも『焼き肉と中華料理』しか思い浮かばない、思考がお子様ランチ状態の
さわたや薬房の早川です。
#安上がりでオススメの男です
ちなみにお腹が猛烈に空くとこれにファミレスと居酒屋、たまにスシローが加わります。
さて、どんな食べ物や飲み物にも良い面、悪い面がありますよね。
よく『〇〇はカラダに良い』『〇〇はカラダに悪い』と食べ物の一面だけを見て『良い食べ物』『悪い食べ物』を決めつけてしまうことがありますよね。
食べ物に限らずどんな物事にも良い面、悪い面があります。
大切なのはしっかりとそれを認識して良い面は活用して、悪い面は避けることだと思います。
数ある食べ物や飲み物の中でも『良い悪い』でやり玉に挙げられやすいのが
『コーヒー』
ではないでしょうか?
先日ひさしぶりにclubhouseでお話をさせて頂いたときに結構質問を受けたり、多くの方が食いついて来たネタが実はこの『コーヒー』でした。
皆さん割と食養生の情報の中でもコーヒーについて知りたい方が多いのかな?と思いましたので
今回は
コーヒーを上手に活用する楽しみ方とは?【冷めたコーヒーにはご注意を】
というテーマでお届けします。
シャッキともリラックスでも飲める不思議な飲み物・コーヒー
今回は大好きな方も多い『コーヒー』について取り上げてみたいと思います。
コロナ禍で飲食店の皆さんは本当に大変なときだと思いますが、こんなときでもテイクアウトもできたりすることもありカフェ人気は根強いものがあります。
スターバックスコーヒーのご当地フラペチーノシリーズは各地で大人気で僕の地元山梨県でも(山梨にもスタバぐらいあるんですよ)ぶどうのフラペチーノを買いに長蛇の列が日曜日などはスタバにできています。
また、コメダ珈琲も人気ですし、こだわりのカフェが各地で大人気です。
そんなみんな大好きなコーヒーですが、僕にとっても欠かせない存在です。
朝起きて飲む1杯のコーヒーは本当に最高で、カラダのスイッチを入れてくれるアイテムです。
ところで皆さん、コーヒーを飲みたくなる時はどんな時でしょうか?
多くの方がさきほど僕も好きだと言った
『朝の目覚め』
で飲んでシャッキとスイッチを入れたい時
次は仕事の合間などで
ちょっと『リラックスしたい時』
そして『眠気覚まし』ではないでしょうか?
ここに1つのコーヒーという飲み物の特徴があると思います。
『目覚め』と『リラックス』これはある意味正反対の物だと思います。
シャッキとしたいときにも飲むし、のんびりしたい時も飲む、とっても不思議な飲料です。
コーヒーをまるでキッチンの隅っこで見つけたゴキブリのように目の敵にする方がたまにいますが(たぶんいるのだとおもいます)、その大きな理由の1つが
『カフェイン』
ではないでしょか?
では、ちょっとこのカフェインについて改めて見てみましょう。
カフェインってカラダにやっぱり悪いの?
カフェインというと『たくさん摂取すると体に悪そう』というイメージをもっている方も多いですが、医薬品としても使用されている成分で一概にこれも『体に悪い成分』と決めつけてはいけないでしょう。
☆コーヒーに含まれるカフェインの働き
カフェインというと「眠気覚まし」というイメージが強いと思います。
実はそれ以外にも様々な働きがあります。
カフェインの働きとしては、眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用などが広く知られていますが、このほかにも「自律神経の働きを高める」 「集中力を高め作業能力を向上させる」 「運動能力を向上させる」など、様々な効果が明らかになってきています。
このような働きがあるカフェインですが、中枢神経を興奮させることにより様々な働きを体内で起こしますが、過剰摂取が命に関わることもあります。
医薬品としてのカフェインは、一部の喘息の薬と併用すると副作用が出やすくなったり、胃潰瘍や緑内障、心臓病がある人には医薬品としてのカフェインは慎重な使用が求められています。
また、近年ではエナジードリンクの影響もあり、日本でもカフェインの過剰摂取と思われる死亡例が出てしまいました。
カフェインはまさに毒にもなるし、薬にもなる、典型的な成分と言えるでしょう。
しかしコーヒーの魅力は決してカフェインを取れることだけではありませんよね。
カフェインが苦手ならディカフェがあるじゃないか
味わいや香りを楽しむことやゆっくりとコーヒーを飲むことによるリラックス効果など、成分だけでは判断できない素晴らしい働きがあると思います。
カフェインの良い点、悪い点、それぞれありますが、最近はカフェイン抜きの
『デカフェ』
のコーヒーが広まってきており、状況に合わせてコーヒーを選ぶことができるようになりましたよね。
また、カフェインが気になって飲むことができなかった妊娠中の方や、授乳中の方も安心して楽しむことができる商品も続々と発売されています。
リラックスしたい夜や、夕食後のリラックスで飲みたい時に飲むコーヒー。
目覚めをすっきりさせたり、集中力を高めたい時に飲むコーヒー。
このようにカフェインの効果効能を上手に使いこなすことができれば、自分にあったコーヒーを選んで楽しむことができます。
そもそもコーヒーは嗜好品です。
たくさん飲んで健康に良いとか悪いとかいう問題でなく、楽しみながら、必要に応じて適量を飲むことが一番です。
どちらにしろ、選択肢が増えるということは喜ばしいことだと思います。
☆冷めたコーヒーには要注意
そんなコーヒーですが、ちょっと注意してほしいのが『冷めたコーヒー』です。
コーヒーは薬膳的にはもともとカラダを温めるという特性があると考えますので決してカラダを冷やすわけではありません。
しかし冷たい状態のコーヒーや冷めたコーヒーには注意が必要です。
今のような夏の暑い時期、出先でアイスコーヒーを出してもらったり、ちょっとひと息、というときにアイスコーヒーを飲むことが非常に多いと思います。
飲んでも平気な方はもちろん問題はありませんが、胃腸の弱い方や夏でもエアコンで体全体の冷えている方は冷たいコーヒーは非常に胃腸を冷やすので注意をしましょう。
また、マグカップに並々とコーヒーをしれて仕事しながら飲んでる方も多いと思いますが『冷めたコーヒー』も胃腸を冷やし『胃寒』と言って胃が冷えやすくなるので、できるだけコーヒーは温かい状態で飲みましょう。
もともと日本のコーヒーは豆の質もよく深煎した物が多いと言われています。
なので、ガブガブ飲むには適しません。
たくさん量を飲むのであれば(できればそれも避けたいですが)浅煎りで、できるだけ薄口のアメリカンコーヒーなどを保温性のあるマイボトルに入れて少量ずつ飲むと良いと思います。
コーヒーは嗜好品。使い方で人生を豊かにしてくれます。
コーヒーに限らず物事の良い面、悪い面をしっかり認識して何事も上手に活用したいですね。
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