温泉入浴指導員・早川の冬場の入浴方法③・自律神経にも関係が!?~山梨 漢方 沢田屋薬局~
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どうも!
『健康器具をしっかり使うには生活の導線上に設置すると良いので洗面台の前にその場足踏み用のステッパーを設置し、オシッコのたびにストレッチボードを使うように便器の前に設置しました』
という話を聴いて、僕もトイレのたびに使えるように便器の前に『ブルブルマシーン』を設置しょうとたくらんでいる
さわたや薬房の早川です。
#オシッコしたら大惨事になります
これはキンコンの西野さんがVoicyで話していた内容なのですが、とっても大切な話ですよね。
要するに生活の導線上設置する、歯磨きや髪の毛を乾かすときに健康器具を使う、テレビ見ている時に使う、トイレで使う、などブルブルマシーンは大惨事で家族から殺されそうですが、トイレで握力アップの器具とかなら座ってもできますよね。
習慣化することって改めて大切だと思います。養生と一緒ですね。
さて、前回は『体の基礎・土台になるものとは?』ということで色々とお伝えさせていただきました。
https://note.com/sawataya/n/ned25b2659786
(前回の記事はこちらから)
簡単に要約すると僕らの体の質を向上させるもの、良い肌も、良い髪も、元気な体を作るためにもまず大切なものは『良い血流・血液』というお話をさせていただきました。
理由はシンプルで血液が僕らが食事からとった栄養や呼吸で手に入れた新鮮な酸素を細胞に届けるからです。
その良い血流を維持するためには血液の質を良くしておくこと、通り道である血管の状態を良くしておくことが大切です。
血液の質を良くするのも悪くするのも、血液の通り道である血管の状態を良くするのも悪くするのも当然ですが食事です。
では、食べ物だけ気をつけていれば良い血流になるのかというと決してそうではありませんよね。
ミランダ・カーと同じ物だけ毎日食べてもミランダ・カーになれないのと同じで(なぜ例えがミランダ・カーなのかは僕自身でも不明です)食べた物をしっかり使いこなせる内臓の働き、中医学でいうところの『五臓六腑』の働きが大切なのです。
食べた物を使いこなす、という意味ではこの五臓六腑こそが体の『基礎』と言えるのではないかと僕は思っています。
そこで今回はこの五臓六腑を養う養生について
美容も健康も・大切なのは何事も基礎!【漢方的体の基礎・五臓六腑の養生編】
というテーマでお届け致します。
☆五臓六腑を養う養生
では、体の基礎である五臓六腑を養う養生について今回はお伝えしたいと思います。
『五臓六腑を養う』なんていうとものすごい養生なんじゃないか!?と構えてしまうかもしれませんがそんな特別な養生法は何一つありません。
非常に当たり前の養生ばかりなので逆に拍子抜けするかもしれませんが、何事も大切なことは意外とシンプルなのです。以前もお伝えしたことがありますが大切な養生こそ、お金もかからずに無料でできる、高いお金を払ってジムへいったり、サプリメントを通販で購入したり、健康器具を買ったり、不思議なツボを買ったりする必要なありません。
◇五臓六腑を養うには
五臓六腑を養う養生は本当にシンプルです。代表的な養生はこの5つです。
①冷たいもの、味の濃いもの、甘いもの、油の強いものなどを控えて内蔵に負担の少ない食生活をおくること
②食事の時間を規則正しくすること
③睡眠時間をしっかりとること
④無理や無茶をしてカラダに疲れをためないこと
⑤ストレスを溜めないこと
この5つです。本当に当たり前のことばかりですよね。
しかしこの5つ、1円もお金はかからないかもしれませんが、まさに「言うは易く行なうは難し」の典型的なものだと思います。
仕事・家庭・育児・人間関係などこれらをきちんと行うには現代人の生活環境には多くの障害があります。
仕事の時間帯・シフト・職場のストレス
家庭や育児でのストレス・疲労・人間関係・将来への不安
本当にたくさんの障害があります。
僕らの人生、どうしても生きて行く上では「マイナス」のことが数多くありますし、避けれないこともたくさんあります。
この「マイナス」を取り除くことができれば一番いいのですが、生活もあるためそう簡単に取り除くことができません。
では、生活の中にマイナス要素が多い方はどうすればよいのでしょう?
☆マイナスが多い方はプラスの養生法を
生活の中にどうしてもマイナス要因が多い方も諦めたり、落ち込んだりする必要はありません。
マイナスが多いならできるだけ逆のこと
『プラスの養生』
をしてあげれば良いのです。
これは生活習慣の中で出来る範囲でかまいません。
「食事の時間が不規則なら、食事内容は注意しよう。」
「しっかりとした運動ができないなら、自宅や職場でできる簡単な体操ぐらいはしよう。」
「就寝時間が不規則なら、睡眠時間はしっかりとろう」
など、出来ることを少しづつ増やしてあげればマイナスがあっても多少はプラスの要素で補うことができると思います。
自分で気をつけられることは十分気をつけて、 その上で不足しているものや体が弱ってしまった場所があれば漢方薬などを使ってケアする事が大事でしょう。漢方薬を使って体のケアをしてあげることもある意味プラスの健康法だと思います。
もちろん生活習慣の中でプラスのことをしてあげないで、生活習慣の改善をしないで漢方薬やサプリメントに頼るということはもちろんよくありません。
漢方薬も不養生の生活をチャラにするものではありません。プラスの生活習慣をまず行ってその上での体の弱いところや負荷の多いところを補う漢方薬だと思います。
プラスの養生は良い習慣へと繋がります。
良い体は良い習慣から生まれてきます。
マイナスの生活習慣が避けられない現代社会は、 どれだけプラスのことを積み重ねてあげられるかが大事だと思います。
☆人間は動物・五臓の働きを養うには体も動かそう
マイナスが多いならプラスの養生を、とお伝えしましたが、プラスの養生の代表は食事とともにやはり運動です。
そもそも養生の基本は
食事・運動・心の癒やし
この3つです。
食事は五臓六腑に直結ということは前回含めてお伝えしました。
また、心の癒やし、ストレスフルな生活をしていると自律神経が乱れて内臓機能が低下することがわかっていますし、中医学的にも五臓の弱りと5つの感情(怒り・喜び・思い・悲しみ・恐怖)がつながっていると考えるのでこれも五臓六腑とつながり深いことはわかりやすいと思います。
では運動はどうでしょうか?
もちろん五臓六腑とは関係大アリです。
体を動かし代謝を上げることで内蔵の負担を減らしますし、内臓を支える筋肉は体を動かすことで維持されます。
さらに言えば内臓がしっかり働くための良い血流を維持するためにも運動は欠かせません。
僕らは動物、動く物ですから動かなすぎると病気になります。適度な運動が僕らにはやっぱり必要なのです。
そんな運動で大切なポイントがあります。それは目的別で運動法を選ぶこと。
ストレスを解消するための運動と、痩せるための運動と、筋力を維持するための運動と、アスリートのように運動機能をアップさせるための運動法は異なります。
運動法を選ぶ時はご自分が『何のために』運動をしたいのか?目的を考えながらメニューを考えていきましょう。
☆特別なことじゃない
2回に渡り美容も健康も体の基礎である五臓六腑が大切、というテーマでお伝えさせていただきました。
食事も本来であれば『玉ねぎ沢山食べると五臓六腑が元気に!』『驚異の新発見成分!〇〇を摂取すると五臓六腑が元気に!』というようなキャッチーな内容であれば食いつきが良いのかもしれませんが、残念ながら何か特定の栄養素などをとるだけで五臓六腑は元気になりません。
良い習慣、マイナスが多ければプラスを増やし、適度な運動を、という面白みがない内容かもしれまえんが、今回のコラムを通じて『何事も必殺技はない』ということ、良い習慣作りをしていくことの大切さだけでもお伝えできればと思います。
美容と健康という目に見える場所を元気にしたいのであれば目に見えない場所『五臓六腑』をぜひしっかりと養ってあげてください。
きっと目に見える場所も元気になると思います。
五臓六腑の養生についてお伝えいたしました。
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