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健康的な食事の5つのヒント〜WHO推奨と中医学的5つの養生

早川弘太

早川弘太

どうも!

JRのスタンプラリーが『キン肉マン』や『機動戦士ガンダム』などで開催されており、

JRは通勤するおじさんに何をさせたいのか?

どこに導きたいのか?

『ララァ、私を導いてくれ!』

とつぶやきそうになってしまう、さわたや薬房の早川コータです。

でも、ここ数年、いろいろな販促物がアラフォーのおじさん世代がストライクのアニメなどが使われていますよね。

まぁまぁ引っかかりそうになりますよね。気をつけないと。


実はTwitterもしています。
よかったらフォローしてください〜けっこうちゃんと健康情報をお伝えしております〜

https://twitter.com/sawatayaph

さて、今日はWHOが食文化を越えて健康的で長生きをする食事をとるための5つのヒントを提案して、というニュースがありました。

実は中医学でも食養生の基本は『5つ』だと思います。

そんな共通点を感じたので今日は

『健康的な食事の5つのヒント〜WHO推奨と中医学的5つの養生』
というテーマでお届け致します。




☆WHOが推奨する健康の食事の5つのヒントとは?

そのニュースの発表によると第一に

『様々な食べ物をとること』

とあります。これは『当たり前だろ』と突っ込みたくなる気持ちをめちゃめちゃわかりますが、

なぜわざわざこんなことをWHOが言ったかというと、

スーパーフード(大前提としてスーパーフードが悪いと言っているわけじゃありません、完璧そうに聞こえる食品の呼称の例えとして出させてもらっています)

などのように一見すると完璧のように見える食品表示など、健康志向の高まりで様々な基準のない食品の呼称が増えためではないかと思います。

WHOでは当たり前ですが、必要なすべての栄養素を含む食品はないため、主食の他に豆や果物、野菜、魚、肉、卵、乳製品などの動物性食品をバランスよく食べることをすすめています。

ドラゴンボールの仙豆ではありませんから、一種類食べたら完璧、という食べ物は冷静に考えたら存在しませんよね。

2つ目が『塩分摂取を減らすこと』まぁ、当たり前ですよね。

3つ目は『特定の油脂の使用量を減らすこと』
これはみなさんもご存知のトランス脂肪酸の取り過ぎに注意を促しています。これはかなり一般化してきているので、外食産業や食品メーカーの取り組み、そして我々の意識改革で大幅に減らせると思います。

4つ目は『砂糖の摂取を抑えること』

5つ目は『酒を避けること』です。洒落ではありませよ。酒をさけるのです。。

ここでのポイントはWHOが『飲まないことは全く問題がない』と強調しているところです。

以前もコラムでお伝えしたことがありますが、酒飲みの金看板

『酒は百薬の長』

という言葉がありますが、実は酒税を増やすためのキャッチコピーだった、という笑ってしまうオチがあるぐらいの言葉です。

『少量のお酒なら体に良い』という情報などもあるため

『健康のために!』とお酒があまり得意でないのに薬用酒を飲んだりすることも他に同じような働きがある医薬品などもあるので、わざわざ薬用酒を選ばなくてもう良いと思います。

僕のお客様でも妊娠を希望されている方で普段お酒が全く飲めないのにおばあちゃんから『カラダが温まるから』と薬用酒をすすめられて頑張って飲んでいた、というちょっと残念な話もあるので、お酒は薬用酒でもわざわざ飲む必要なないと僕は思っていますので、ご注意くださいね。

このようにWHOが健康は食事の5つのヒントを提案してくれました。どれも耳にしたことがあることばかりでその殆どが

『わかっちゃいるけどやめられない』

ことではないでしょうか?

また、内容的には『あれだめ!これダメ!』というどちからかというと引き算の健康法、と言えると思います。

まずはこの引き算の健康法もできる範囲でしっかり行って健康なカラダを維持してほしいと思います。

それと一緒にぜひ行ってほしいのが中医学的食養生5つのポイントです。

☆中医学的5つの食養生のポイントとは?

先程もお伝えしたように、WHO提案の内容は

一番目以外は

・塩分と減らせ
・油減らせ
・砂糖減らせ
・酒減らせ
という『禁止の養生』でした。

それに対して中医学の養生は『プラスの健康法』

どうしても負担が生きているとかかってしまうので、カラダの負担を少しでも減らすような食べ物を取るようにしましょう、というのが今回の内容です。


☆中医学のポイントは5つの色と5つの味

中医学の食養生の5つのポイントは中医学の基本である陰陽五行説とつながりがあります。


ポイントは5つの色の食べ物と5つの味付けです。

それは

肝を養う『青(緑)』の食べ物と酸っぱい味の酸味

心を養う『赤』の食べ物と苦い味

脾(胃)を養う『黄』の食べ物と甘い味

肺を養う『白』の食べ物と辛い味

腎を養う『黒』の食べ物と鹹味(塩辛い味)

この5つです。

肝心脾肺腎というのは今の西洋医学的な内臓の働きなど含めたカラダを支えるシステムです。

中医学ではこの5つがしっかりとバランスを取りながら正常は働きをお互いにすることが大事と考えており、その中心となる養生が5つの色の食べ物と5つの味の食べ物なのです。

以前もコラムでこの5つの色や味については詳しくかいておりますので、ぜひそちらもご覧になってみてください。

コラム〜色と味付けで考える『漢方的バランスの良い食事法』とは?

こちらから
https://note.com/sawataya/n/nf0a7d02fe06d


食事の基本は味と、量と、食べる時間です。僕自身も食べるのが好きなのでついつい食養生はおろそかになることもありますが、できるだけ負担を掛けないような知識だけでももっているとちょっとしたストッパーにはなります。

WHOのような悪いものを減らす『マイナスの養生』もすごくたいせうつですが、

それと同時に中医学の薬膳的考え方、カラダに良いものをプラスとして積極的にバランスよく食べるという『プラスの養生』もぜひやってみてくださいね。

『あれだめ!これダメ!』ではちょっとストレスになりますよね。

薬膳的プラスの養生はまずは自分のカラダの弱い所、負担がかかるところとをしっかり確認して(わからに場合は漢方の専門家に相談してくださいね・僕への健康相談ももちろんOKです〜)

必要な食べ物、食べ方をして養生してあげましょうね。

『食は命なり』

僕たちのカラダは僕たちが食べたものでできています。

毎日の食事を美味しく、楽しく、健康的に食べましょうね!

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漢方&健康コラム:noteにて配信中
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専門家

早川弘太(販売職)

株式会社 沢田屋薬局

医療機関などでは、忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったご経験ありませんか?まずお客様のお話をゆっくりとお聞きさせていただき、一緒に不調の原因を考えていきます。漢方相談と健康相談を行っています。

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