『葛根湯』寒い冬こそ知っておきたい・もっとも日本で有名な漢方薬について③
冬の間は寒すぎて朝起きれなくてずっとお休みしていた根性なしのコータです。。。。
かなり朝が暖かくなってきたので今朝から朝のジョギングを再開しました。やはり朝カラダを適度に動かすことは一日のリズムが良くなりますね。
寒い冬はもともと中医学でも『閉蔵』の時期、といい春や夏というエネルギーをたくさん使う時期に向けてしっかりとお蔵にエネルギーを溜め込んでおく時期、と昔から考えられていました。
なので、この時期にあまり激しい運動をしたり、過度に行動したりしてエネルギーを消費してしまうとエネルギーが必要になる春や夏に体調を崩すこともあると考えるので、冬はできるだけ冬眠ではないですがゆっくりと落ち着いて過ごしたほうがいいんですね。
以上、冬にジョギングをサボった言い訳でした(笑)
さて、今日は意外とよく聞かれる質問なので一度ちゃんとお答えしようと思っていた質問に答えたいと思います。
それは『漢方や健康相談の専門店ってどんな時に行けばよいの?』というご質問です。
というわけで今日は『美容も健康も・日々の生活をサポート〜漢方専門店の上手な使い方』というテーマでお届けしたいと思います。
以前のコラムで『薬局の上手な活用法』で一般的な薬局の使い方と病気の予防をしてくださいね、ということをお伝えしたことがありますので、一般的な薬局・薬店の上手な使い方はぜひ、そちらのコラムを御覧ください。
https://note.com/sawataya/n/n63eb0497796e
今回は漢方専門店にフォーカスしてお届けします。
☆こんな風に使ってほしい『漢方専門店』
今日のテーマは普段から僕のお店などに来てくれている方は『何を今更』と思われるかもしれませんが世間ではまだまだ専門店の使い方って伝わっていないと思います。
漢方専門店というとやっぱり
・敷居が高そう
・値段が高そう
・怪しい生薬とか飲まされそう
など、昔の漢方専門店のイメージ、お店のショーウィンドウにはマムシがお酒に漬けこまれたものがあったり、スッポンの姿焼きや人参の薬用酒などが飾らており、いかにも
『漢方』
という空気満載のお店が多かったと思います。
今もそのような古き良き雰囲気をもつ漢方専門店もたくさんありますが徐々にお店の雰囲気なども多様化してきています。
値段もお店によりますが、僕のお店だと服用回数などによりますが1日300円ぐらいからご用意をしています(料金に関してはお店によりことなるので興味のあるお店のHPなどをご確認ください)
都内を中心にカフェのような雰囲気の外観だったり、薬膳料理などを提供するお店もあったり、僕も自分でレシピを考案して販売をしていますが、薬膳茶やそのまま食べれる薬膳オヤツのような身近な物を販売したりしているお店もたくさんあります。
僕のお店も外観はレンガ造りでショーウィンドウや店内にはマムシとかはありません(笑)
店内の様子はこちらの動画をよかったら見てくださいね〜
https://youtu.be/d9zdXXOz5NI
また、来店される年齢層もここ数年で急激に変わってきました。
昔は漢方はお年寄りが飲むもの、というイメージが合ったと思います。
しかし現在は若い方、特に20代〜40代ぐらいの女性の方から絶大な人気を誇っているのです。
その証拠にツイッターなどでも活躍している漢方家の先生方が女性雑誌の漢方特集を監修したり
漢方の養生法を紹介した本が女性を中心にヒットしています。
また、僕も参加させてもらっている漢方家の杉山タクヤ先生の中医学オンラインサロンは500名以上の会員を誇り、その殆どが女性、というぐらい人気を博しています。
ちなみに僕のお店『漢方専科・さわたや薬房』もお客さまの85%が女性で20代〜30代の若い世代の方も山梨のような田舎でも沢山来てくれています。
では、このような専門店はどのように活用したら良いかをご紹介したいと思います。
もちろんですがお店によっては例外もありますので、ご来店前にご確認くださいね。
☆何となく調子が優れない・・・そんなときに
漢方専門店に来る方の多くは
・病院に行くほどではないけども何となく調子が悪い
・病院で治療はしてもらっているけどもなかなかすっきり治りきらない
・自分の症状にあった漢方を選んでもらって服用したい
・漢方薬が好き
・新薬が苦手、服用できない
という方が多くいらっしゃいます。
最初の2つですが、何かお悩みの症状があり病院に行く前に薬局・約店で相談をする方は多いと思います。
忙しくて病院にいけないけども薬局・薬店なら気軽に行ける、という部分がありますよね。
みなさんももし何か気になる症状があればぜひ積極的に薬局や薬店を活用してください。以前の『薬局の上手な使い方』でもご紹介しましたが、僕たちのようなお店の大事な仕事が『受診勧告』です。
病院に行くべきなのか?市販薬で様子を見てよいのか?と言う部分のアドバイスをすることはとっても大事な役割なので、普通の薬局薬店やドラッグストアでも良いので、まずは専門的な知識を持っている人に相談をしましょう。
僕も病院に行く前の方であればお話を伺って必要であれば必ず受診を勧めています。
2つ目の医療機関に受診中だけどもう一歩スッキリ治らない、という方も多く見えます。
これも漢方専門店の大事な役割で、お医者様がされている治療をうまく補完してその方の不調が上手に治る手伝いが漢方だと上手にできることがあるので、このようなお悩みがある方も積極的に使ってほしいと思います。
ただし、主治医の先生には必ず確認を取るようにしてくださいね。お医者様によっては自分の処方した以外の漢方やサプリメントなどを服用することは嫌がる方も当然いますので、そこは主治医の先生としっかり確認をとって置いたほうが良いでしょう。
一番よくないのが『漢方を服用してるから病院の薬をやめる』と勝手にやめてしまう方です。
また男性に多いのですが『病院に行くのが面倒だから似たような漢方をほしい』などという方がごくたまにいますが、体調を崩しかねないので受診中の方はしっかりと主治医と相談してほしいと思います。
☆軽治療も実は漢方は得意
漢方というと慢性病の改善が得意で『長く飲まないと効果ない』という誤った情報が広がってしまっていますがそんなことはありません。
風邪や胃の不調、花粉症など急性の症状にも漢方はとってもおすすめです。
漢方専門店に『風邪ぐらいで行くのは・・・』と思っている方がいるかも知れませんがちょっとした不調こそ身近な漢方で素早く対処することでカラダを楽にできることが多いので、ぜひ風邪や胃腸のトラブルのような日々の身近な症状でも漢方専門店を活用してほしいと思います。
軽治療の漢方相談はお店によってスタッフが大勢いるお店は予約なしでも対応できるところもあると思います。完全予約制のお店は事前に確認をして対応できるか聴いておくと良いでしょう。
漢方相談の基本は『その人を知る』ことだと僕は思います。
なので、一度なにかの症状の相談でしっかりとお話を聞いておくと、その後のちょっとした不調のときでも体質や生活環境を知っているだけにすぐに対応ができます。
みなさんもぜひご自分の『かかりつけ漢方専門店』を持ってみてはどうでしょうか?
ドラッグストアも調剤薬局もきっとお気に入りがあると思います。その中に心と体、美容のケアもできる漢方専門店もぜひ活用してみてください。
僕との漢方相談・健康相談ご希望の方はお気軽にご連絡ください。
遠方の方もSkype・メール・お電話での遠隔相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
問い合わせ・予約申し込みフォーム
https://mbp-japan.com/yamanashi/sawataya/inquiry/personal/
早川コータの漢方専科・さわたや薬房HP
http://www.sawataya.com
創業240年伝統のオリジナルブレンドのお茶『さわたや養生茶シリーズ』
オンラインショップで好評発売中
https://sawataya.raku-uru.jp
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You Tube『心とカラダのサポート〜コータの養生チャンネル』
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