メンタルケアにおすすめ思考『不幸より幸せカウントしよう』【山梨 漢方 メンタル さわたや】
中国を中心に新型ウイルスによる問題が深刻化してきました。
僕のお店を訪ねてくれた医薬品卸会社の方が「ここに来てマスクの発注が急増してきました。インフルエンザ、風邪だけでなく新型ウイルスで以前の新型インフルエンザやSARSのときのようなパニックにならないといいですね・・・」
とお話されていました。
記憶に残っている方もまだ多いと思いますが、新型インフルエンザによるパニック状態。
街中からマスクと食毒薬が消えて、必要なところに必要なものが供給できない状態になりました。
あのときは「マスクならとりあえず何でも良い!」
「消毒なら何でも良い!」
という状態になり、そんなパニックにつけ込むように多くの粗悪品や模造品が販売されて問題にもなりました。
まずは落ち着いてご自分や職場で本当に必要なマスクや消毒薬などの確保する程度のしておきましょう。
うがい、手洗い、マスクは通常のインフル予防、風邪予防でも基本なので大切ですが、限界があります。
ウイルスを完全シャットアウトすることは難しいので、自分のカラダを強くしておくことが一番の予防法です。
自宅での環境含めて感染症予防の養生法をご紹介します。
☆いくらマスクをしても睡眠不足だったら意味がない
まずは睡眠です。夜ふかしや残業などで睡眠不足がちな方は要注意です。
カラダの充電、脳の疲れがしっかり取れず、カラダの免疫バランスが崩れます。
昔から「風邪は疲れの表れです」という言葉があるように、まずはしっかり睡眠をとってカラダの疲れを取ることが大切です。
中医学でもカラダをウイルスなどから守る力を「衛気」(えき)といい、氣の種類の一つです。
先ほどの睡眠不足、過度のストレス、夜中の飲食や激しい運動のしすぎなどの体力の消耗が「氣」を消耗させるのでご注意ください。
☆「食べて体力回復」は半分正解
「病気にならないように食べて!食べて!」ということがありますが、これにもご注意を
過度の食事は胃腸を疲労させます。とくに夕食を食べすぎると寝ているときにカラダを癒す力を消化吸収に使用するため疲れが残りやすくなります。
疲れているときはお粥などの消化に良いもの、火を通した野菜などを中心にするのが漢方的養生の基本。
無理に食べないうようにしましょう。
☆水分のがぶ飲みに注意
「水分しっかり取らなくちゃ!」という方も多いと思いますが、これにも注意しましょう。
適度な水分補給は予防になりますが、ガブガブ飲みすぎるとカラダの冷えにつながり感染症にかかりやすくなります。
特に汗をかかない冬場の水分補給は「喉を湿らす程度」にちびちびと少量を頻繁に取るようにして、喉の粘膜などが乾燥しないようにすると良いでしょう。
漢方では「水毒」といっても水のとりすぎも病気の原因となりますから大切なのは「どう取るか?」ということです。
これ以外にも
・カラダの冷えに注意して低体温にしない
・甘い物を取りすぎて粘膜を弱わらせない(Ca不足で粘膜弱体化)
・便秘や下痢、食べ過ぎ飲み過ぎで腸の力を低下させない(腸管免疫の低下を予防)
などマスクや消毒以外にも出来ることはたくさん、むしろこちらを無視してマスクをしても効果半減。
ぜひ、日頃の養生で、新型ウイルスに負けない体作りをしていきましょう!
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