『葛根湯』寒い冬こそ知っておきたい・もっとも日本で有名な漢方薬について③
お正月に食べるものと言えば・・・・
12月も10日を過ぎ、令和元年もあと20日を切りましたね〜
いよいよお正月休みも視野に入ってきてきっと皆さんお正月の風物詩の『あれ』を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか??
そう、日本のお正月には欠かせない『お餅』です。
お餅は栄養価も高いのですが・・・
我が家では毎年奥さんの実家でお餅つきをしているのですが、やっぱりつきたてのお餅は本当に美味しいですね!
(*´∀`*)
そんなお餅を食べすぎて思わぬ不調になる方もいるので実は注意が必要な食べ物なんです。
もち米はとても栄養価が高く、素晴らしい食品なのですが食べすぎにはとても注意が必要なものなのです。
お餅は昔から母乳が出ない女性は積極的に食べろ、と言われたり
おできのある人は食べちゃダメ!
と言われるぐらい薬にも毒にもなる食べ物として扱われていました。
薬膳的なもち米の働きは・・・・
漢方的お餅の良いところ・悪いところ
【良い部分】
体を温める
【避けたい働き】
不調があるとその患部が熱を持ち悪化する
食べすぎると血をドロドロ(モチモチ)にさせてしまう
※上記は漢方的な考え方で現代の栄養学、西洋医学的な見方とは異なります。
また、先日Twitterでツィートしたところ非常に反響があった内容がこれです。
❝お餅の食べ過ぎはお正月明けにアレルギー症状が出やすくなりますよ〜
特に日頃から副鼻腔炎などある方は要注意
おススメな食べ方は大根おろしと一緒に食べること。 大根の働きで胃腸の負担を少しは減らせます。 お餅はハレの日の食べ物の代表。 ご馳走はちょっと食べるぐらいが良いですよね。❞
という内容です。
もち米はヒスタミンと行ってアレルギーを悪化させる物(実は色々な食品に含まれています)が多く入っており、それをついて固めて一度に大量に食べることが出来るため、アレルギーを悪化させる恐れがあります。
『炎』症がある方は餅は要注意
また、先ほどお伝えしたように、患部がある人はそこが熱を持ってしまうので、
鼻『炎』
皮膚『炎』
など炎症が基本のアレルギーの症状がひどくなりやすいので、僕のお店でもお正月明けは副鼻腔炎や皮膚炎などの相談がすごく増えるのです。
ぜひ、日頃からアレルギーの方はご注意くださいね。
また、もち米は非常に胃に負担がかかる(消化に時間もかかるので、腹持ちは良いですが。。。)ので胃腸虚弱の方はご注意を。
☆こんな人は餅は控えめに
・胃腸の弱い方
・アレルギー体質の方(副鼻腔炎・ちくのう アトピー 慢性鼻炎 などの方)
・にきび、おでき、乳腺炎のある方
・関節痛のある方(炎症がひどくなる)
・便秘の方
お餅はさきほどもお伝えしたように非常に栄養価の高い素晴らしい食べ物です。昔はお正月という『ハレの日』に栄養価の高い貴重なお餅を食べることが最高の贅沢だったのではないかと思います。
現代人は基本的の『栄養過多』
栄養が足りなくて病気になる人よりも栄養を取りすぎて病気になる方があとを絶たない状況なので、そんな僕達はあまりお餅を食べすぎては行けないのかもしれませんね。
『それでもやっぱりお餅食べたいよね〜〜〜〜!(´ε` )』
という方が多いと思います。
そんな方はこちらも先ほどのTwitterでも登場した『大根』を是非一緒に食べてください。
よく考えるとお正月は非常に大根食べますよね!!
つきたてのお餅を大根おろしで食べるのは最高ですね〜
お餅は大根と食べよう!
また、お雑煮の具では大根は定番。
ゆずや人参と一緒に大根を酢の物にした『紅白なます』は正月料理の定番です。
お漬物でもいいですよね!
ぜひお餅を食べる時は『大根』忘れずに食べましょうね!
せっかくのお正月の風物詩なので楽しく、美味しく、健康的に食べましょうね!!
早川コータのTwitterはこちらから